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今回の記事は、
- アメリカでは、クリスマスに何を食べるの?
- アメリカのクリスマスの定番スイーツって何?
- クリスマスドリンクはどんなのがあるの?
という悩みを持ったあなたに向けて、
アメリカでのクリスマスの定番料理・スイーツ・ドリンクを紹介します。
- アメリカのクリスマスで出される定番料理・スイーツ・ドリンク
- どのような料理なのか
- 各料理の意味合いや由来
この記事を読む事で、アメリカのクリスマスの定番料理が分かるようになり、また日本では触れる機会が少ない他の国の料理を知る事が出来ます。
国や文化の数だけ、料理がある!
料理を通して世界を知ろう!
料理以外にもアメリカのクリスマスは各家庭でのイベントが沢山あります。
アメリカ人はどのようにクリスマスを過ごすのかこちらの記事で詳しく紹介しているので是非読んでみて下さい。
➔ 実際に体験したアメリカ人のクリスマスの過ごし方や習慣を紹介
目次(読みたいところをクリック)
アメリカのクリスマス定番料理
料理を含めてアメリカのクリスマスの伝統は、イギリスの影響を大きく受けているんだよ
でも、過去400年にわたってイタリア・フランス・ドイツ・ラテンアメリカなど様々な国から移住してきた人たちが持って来た、その国特有の伝統料理や習慣も混ざっているんだ
ローストターキー (Roast turkey)
サンクスギビングデーやクリスマスなど、アメリカのホリデーシーズンによく食べられる代表的な伝統料理です。
ターキーを丸ごと1匹使った豪快な料理は、テーブルの上を華やかにしてくれて大きさにもよりますが、1匹で約10人のお腹を一杯にしてくれます。
バターや塩コショウ、ハーブを使って味付けしてあるターキーに、自分でクランベリーソースやグレイビーソースを添えて頂きます。
クランベリーソース・グレイビーソース (Cranberry sauce)
ローストターキーといつも一緒に出されるのが、クランベリーソースや肉汁から作られたグレイビーソースです。
ターキーには下味が付いているのですが、薄めなので自分好みでこのようなソースを付けて頂きます。
クランベリーで作られたソースは、地域や家庭によって甘かったり酸味が強かったりと様々です。
クリスマスハム (Christmas ham)
アメリカのクリスマスハムとして1番有名なのがGlazed hamです。
英語でGlazeとは、“光沢をだす”という意味で、料理に使われる際は“シロップなどをかけて艶を出す”という意味があります。
大きな肉の塊に、はちみつやブラウンシュガー入りのシロップを塗ってオーブンで焼きあげます。
ハムのしょっぱさとキャラメライズされたシロップの甘さが程よく合わさりクリスマスの日に特別感を出してくれる1品となります。
リブロースト (Rib roast)
アメリカのクリスマスの食卓を盛り上げてくれるのは、ターキーにしろハムにしろ、“ザ・肉の塊”です。
その中でもひと際目立つのが、骨付き肉のリブローストです。
時間をかけてゆっくりとオーブンで焼く事で程よく油が落ち、中はほんのりピンク色のジューシーなリブローストが出来上がります。
スタッフィング (Stuffing)
英語でStuffingとは“詰め物”という意味を持っています。
この意味からも分かるようにスタッフィングは、よくターキーの中に詰められてターキーの丸焼きとして調理されます。
角切りにしたパンや野菜をバターやハーブと混ぜてオーブンで焼くだけで簡単に出来、味付けもしっかりされていて美味しいため、サイドディッシュとしてそのまま出される事もあります。
唯一火を使えるところでは、大きなターキーを直接焼いていたのでサイドディッシュを同時に作る事が出来ませんでした。
そこで思いついたアイディアが、サイドディッシュをターキーの中に詰めて同時に作ってしまおうという物だったそうです。
マッシュポテト (Mashed potato)
アメリカ料理のサイドディッシュとして代表的なのがマッシュポテトです。
クリスマスだけでなく、普段からステーキやソーセージ、魚などのメインディッシュの横に添えられています。
バターをふんだんに使った滑らかなマッシュポテトは、グレイビーソースを絡めて食べると美味しいです。
アメリカのクリスマス定番スイーツ
キャンディー棒 (Candy cane)
杖の形をしたキャンディー棒は、飴としても食べられるし、ツリーに飾ってもかわいいクリスマススイーツです。
昔からの伝統的なキャンディー棒の色は赤と白で、味はペッパーミントです。
最初は、白1色で棒状だったのですが、子供たちに「幼子イエスの所に最初に訪れたのが羊飼いだった」という事を教える為にキャンディーの形を杖状にしました。
また、白は「罪のないイエス」を、赤は「イエスが人類を救うために流された血」を表していると言われています。
クリスマスクッキーとは、形や模様がクリスマスと関連しているカラフルなクッキーの事を言います。
赤・緑・白といったクリスマスカラーのデコレーションキットを使いツリーやサンタ、トナカイ、雪だるまなど思い思いの絵をクッキーに描いていきます。
シュガークッキーは、普段からよく食べられるクッキーなのですが、このような絵がクリスマスの特別感を出してくれます。
料理自体はサンクスギビングデーのディナーとあまり変わらないのですが、このようなカラフルなスイーツによってクリスマスの雰囲気を醸し出します。
フルーツケーキ (Fruitcake)
日本ではクリスマスの日にクリームがいっぱいのったケーキを食べるのですが、アメリカではそのようなケーキを食べません。
その代わりにアメリカのクリスマスの日に食べられるケーキとしてフルーツケーキを挙げられます。
このケーキはパウンドケーキのようなもので、中にキャンディーグミやドライフルーツ、ナッツなどが入っています。
またアメリカでは、クリスマスのギフトとしてフルーツケーキをお互いに送りあう習慣があります。
最近では、あまりにも多くのフルーツケーキがクリスマスの日に届くのでそれを嫌がり、逆にジョークとして送りあったりもしています。
アメリカ人に日本の文化を教える会で日本のクリスマスを紹介した事があるのですが、
その時にケーキの違いに話が広がりました。
その会に参加していた人たちの多くがクリスマスのフルーツケーキがあまりにも美味しくないと顔をしかめながら話してくれたのが印象的です。
そこまで美味しくないケーキって逆に気になりますよね?
ジンジャーブレッド (Gingerbread)
アメリカのクリスマスの定番スイーツとして欠かせないのがジンジャーブレッドです。
ジンジャーブレッドは、生姜、シナモン、ナツメグ、クローブなどの香辛料とはちみつや砂糖などの甘味料で味付けされた洋菓子です。
クリスマスの日には、子供たちのクリスマスアクティビティとして家の形をした“ジンジャーブレッドハウス”や人の形をした“ジンジャーブレッドマン”がよく作られています。
それが、アメリカのクリスマスの時期に家族で出来るアクティビティとして定着して今ではジンジャーブレッドハウスとジンジャーブレッドマンがクリスマスの代表的な存在となっています。
パイ (Pie)
アメリカのクリスマスに食べられる代表的なパイは、ミンスパイという物ですが各家庭によってアップルパイであったりピーコンパイであったりと様々です。
ミンスパイとは、ドライフルーツと香辛料を混ぜて作られたミンスミートという物が詰められた手のひらサイズの小さなパイです。
アメリカクリスマス定番ドリンク
エッグノッグ (Eggnog)
アメリカでエッグノッグは、サンクスギビングデー、クリスマス、新年など冬のホリデーシーズンによく飲まれている飲み物です。
舌触りがまろやかな牛乳ベースの甘い飲み物で、ノンアルコールの物やラム酒やブランデーが入っているお酒としても売られています。
アップルサイダー (Apple cider)
アップルサイダーもアメリカでは冬の飲み物で、よく冬のホリデーシーズンに飲まれています。
アメリカでは、リンゴから出来た無濾過・無加糖・ノンアルコールの飲み物をアップルサイダーと言います。
この時期に売られているアップルサイダードーナッツもすごく美味しいよ!
ホットチョコレート (Hot chocolate)
日本でもお馴染みの冬の飲み物、ホットチョコレートもクリスマスによく飲まれます。
アメリカでは、よくホイップクリームやマシュマロ、ココアパウダーを乗せて飲みます。
夏のキャンプシーズンの定番お菓子であるスモアもクリスマスの時期によく食べられます。。
関連記事 >> スモアの作り方比べ【レンジ or ガスコンロ】どっちが美味しくできる?
まとめ
今回の記事では、アメリカのクリスマスの伝統料理・スイーツ・デザートを紹介しました。
アメリカの映画やドラマでよく見る大きなお肉を囲んで家族が集まるイメージが湧いてきますね。
料理以外にもアメリカではどのようなクリスマスのイベントがあるのかを、アメリカ人のクリスマスの過ごし方で紹介しています。
今年のクリスマスは1人で過ごす予定の方は、シングルベルにおすすめしたい過ごし方も紹介しているのでぜひ読んでみて下さい。
料理に関心がある人は、アメリカの”サンクスギビングデー”や”イースター”の定番料理も是非見てみてね!
こんにちは、BoneyB(ボニービー)です