アメリカで生木のクリスマスツリーを飾ろう!ツリーの歴史・飾る期間・購入/処分方法を詳しく紹介

アメリカ クリスマスツリー
Photo by Oleg Zaicev from Pexels

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ボニービー

こんにちは、BoneyB(ボニービー)です



今回の記事は、

  • アメリカで生木のクリスマスツリーを飾る前にツリーの歴史を知っておきたい

  • クリスマスツリーっていつからいつまで飾っておくべき?

  • 生木のクリスマスツリーはどこに行ったら買えるの?



という悩みを持ったあなたに向けて、

アメリカでのクリスマスツリーの買い方・飾り方・捨て方をまとめて紹介します。

本記事で得られる内容

  1. クリスマスツリーの歴史
  2. クリスマスツリーを飾る時期
  3. クリスマスツリーの買い方
  4. クリスマスツリーの処分の仕方



この記事を読む事で、アメリカでクリスマスツリーを買う時に必要な情報が分かるようになり、クリスマスを迎える為の準備を楽しみながらスムーズに行えるようになります

ボニービー

アメリカではよく生木のクリスマスツリーを飾るよね
オーナメントを1つ1つ飾り付けていく時のあのワクワク感がたまらない!

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アメリカでクリスマスツリーを飾ろう【ツリーの歴史】

クリスマスツリーの歴史


クリスマスツリーの歴史は、ドイツのゲルマン民族が行っていた”ユール”という冬至のお祭りから始まります


そのお祭りでは、冬でも力強く緑の葉を付けている樫の木を飾り祝っていました。


このような樹木信仰を行っていたゲルマン民族にキリスト教を布教しようとした際に、ユールのお祭で樫の木ではなくモミの木を飾るように教えました。


それは、三角形のモミの木を見せてキリスト教の教えの中の1つである”三位一体”を説くためでした。


そのような伝統が続き、15世紀頃からドイツでは一般の家庭でもクリスマスを祝う時にツリーを飾るようになりました。

ボニービー

ドイツから移民してきた方1746年に飾ったクリスマスツリーがアメリカで1番最初に飾られたツリーだとされているよ


ポイント
クリスマスツリーは、ドイツのゲルマン民族をキリスト教に改宗する為に、彼らがもともと持っていた伝統を少し変える過程で誕生した

アメリカでクリスマスツリーを飾る時期

アメリカでクリスマスツリーを飾る時期


昔はクリスマスツリーを早くから飾り始めると悪運を呼び寄せると言われていたため、クリスマスイブの午後にツリーを飾っていました。


しかし、最近ではホリデーシーズンの雰囲気をもっと長く楽しもうと、クリスマスの何週間も前から飾り始める人が多いようです。


クリスマスツリーを飾り始める時期は、各家庭によって様々です。

しかし、多くの人は以下の4つの時期を目安にクリスマスの飾り付けを始めます。

  • サンクスギビングデーが終わってすぐ

  • アドベント(降臨節)の初日(クリスマスイブから4週間前の日に1番近い日曜日)

  • 12月1日

  • クリスマスの日の12日前


クリスマスの雰囲気を長く楽しみたい方は、サンクスギビングデーが終わってすぐに、

キリスト教徒の方で教会の行事を需要視している方は、アドベントの初日に、

冬の到来を1番感じさせる月と共にクリスマスを感じたい方は、12月1日に、

クリスマスの時期の家族行事としてクリスマスツリーを飾りたい方は、クリスマスの日の12日前の日曜日に。


このように各家庭ごとの宗教観、伝統、予定などによってクリスマスツリーを飾る日を決めています。

ボニービー

子供の頃にクリスマスツリーを飾っていたのって大人になっても思い出として残っているよね

飾る時期も家庭ごとの伝統として色々な形があるんだね


それとは反対に、クリスマスツリーを片付ける時期は一応しっかりと決まっています。

  • 1月6日までに片付ける


アメリカでは、クリスマス当日の25日から12日目の1月6日の夜である”the Twelfth Night”を過ぎてツリーを片付けるのはいけない事だと言われています

この12日間は、イエス・キリストが産まれてから、東方の三博士がベツレヘムでイエスを見つけるまでにかかった期間だと信じられています。

ボニービー

1月6日までにクリスマスツリーを片付けるべきとは言われているけれど、1月の中旬まで飾っている人も中にはいるよ


ポイント
クリスマスツリーを飾り始める時期や片付ける時期は一応大まかに決まってはいるけれど、各家庭ごとに違う

アメリカでのクリスマスツリーの買い方

アメリカ クリスマスツリー 買い方

1.クリスマスツリーの種類を決める

ボニービー

まず1番最初に、“生木のツリー”にするのか“人工のツリー”にするのかを決めよう

生木のクリスマスツリー

メリット

  • 映画のような憧れのワンシーンを実現できる
  • 毎年の恒例行事として、ツリーを選び飾り付ける事でクリスマスのムードを高められる
  • 新鮮な木の香りを楽しめる

デメリット

  • 水やりなど多少の手間がかかる
  • 落ちた葉を掃除しなければならない
  • ツリーアレルギーがある人もいる
  • 燃えやすい(毎年ツリーに火が燃え移って火事になる事故が発生している)

人工のクリスマスツリー

メリット

  • 持ち運び・飾りつけなど全てにおいて簡単に出来る
  • 水やりや掃除などの手間がかからない
  • 毎年使える

デメリット

  • 生木のツリーと比べると盛り上がりに欠ける
  • あまり地球に優しくない

2.クリスマスツリーのサイズを決める

ボニービー

その次にやる事は、“どこに置くのか”、そして“ツリーの大きさはどれくらいがいいのか”を決めよう


床から天井までの高さやツリーを置けるスペースの幅などを測って、ツリーのサイズを大体決めておきます。

ツリーのトッパー(てっぺんに付いている星など)を飾る場合は、その分の高さを差し引いておきましょう。

ツリーの高さ(ft)ツリーの高さ(m)
1 feet0.30 m
6 feet1.83 m
7 feet2.13 m
8 feet2.44 m
9 feet2.74 m


※ ツリーの高さ(m)は、小数点第3位を四捨五入したものです。

3.クリスマスツリーを買いに行く

ボニービー

ツリーの種類やサイズを決めたら、いざ買いに出かけよう!
アメリカでは、クリスマスツリーを買える場所が沢山あるよ


  • ホームセンター
    • Home Depot
    • Walmart
    • Lowe’s など
  • 園芸店
  • 農場や空き地での仮設クリスマスツリー売り場
  • Amazon

店頭には、ハロウィーンが終わったらすぐにクリスマスグッズが並び始めます。

生木のクリスマスツリーも11月の後半頃には色々な場所で売られています。

クリスマスツリーを買える場所
仮設のクリスマスツリー売り場でツリーが売られている様子


クリスマスツリーと一言で言っても、木の種類やツリーの形、葉っぱの付き方など色々とあり、自分が気に入るツリーを見つけ出すのは大変です。

心にピンとくるツリーと出会えたら、そのツリーが欲しいと店員さんに伝えます。

クリスマスツリーを買える場所 2


清算後、買ったツリーを車の屋根に括り付けるのを店員さんが手伝ってくれます。

後は家まで持って帰って飾り付けるだけです!

4.クリスマスツリーを飾る

生木のクリスマスツリーを飾る場合は、ツリーがしっかりと立つように根元を支えてくれる“ツリースタンド”と、その部分をお洒落に隠す“ツリースカート”を準備しましょう。

ツリーが倒れないように、ツリースタンドのネジが少し木に食い込むくらい強く固定します。

ツリーを飾っている間は、毎日このツリースタンドの中に水を入れてあげましょう。

ツリースカートは、色や質感、模様などの種類が豊富でお部屋の雰囲気に合った物を選べます。

アメリカでは、クリスマスの当日までにお互いに送りあうプレゼントをこのツリースカートの上に並べておきます。

そして、当日にみんなでツリーを囲みながらプレゼントを開けるのがクリスマスのイベントです。

クリスマスツリーの処分の仕方

クリスマスツリーの処分の仕方
ボニービー

アメリカでは毎年約30,000,000本ものツリーが売られているんだって

生木のツリーは1か月程度しか持たないから処分するしかないし、そうなると捨てられるツリーは膨大な量になっちゃうね

1.生木のクリスマスツリーの場合

  • いつものゴミ出しの時の様に家の外に出して回収してもらう
    Curbside collection / curbside pick up
    • 住んでいる地域によって、ツリーの回収時間や場所が普段のごみ回収とは違う場合があります。

      また、ツリーを回収するサービスを行っていない場合もあるので、“curbside collection Christmas tree(地域名)とまずは調べてみましょう。
  • Drop-off リサイクルセンターへ持って行く
    • 近くのリサイクルセンターを探すために、“drop off recycle center”と調べましょう。
      その際に、クリスマスツリーを受け取ってくれるのかも事前に確認しておくと良いです。
  • マルチフェスト(Mulchfest)を行っている公園へ持っていく
    • Mulchfest イベントとは、古くなったツリーを木材チップに変えてくれるリサイクルイベントです。

      各公園によってツリーを持って行くだけなのか、木材チップを持ち帰っていいのかが違ってきます。

      マルチフェストイベントを行っている場所を探すために、“Mulchfest location(地域)”と検索してみましょう。

2.プラスチック製のクリスマスツリーの場合

  • いつものゴミ出しの時の様に家の外に出して回収してもらう
    • プラスチック製のクリスマスツリーは、”一般的な家庭ごみ”なので普段のごみ回収の時に持って行ってくれます。

      しかしツリーが大きい場合は、既定の大きさより小さく切ってからごみとして出すか、

      粗大ごみとして事前に申し込み(bulk pick-up appointment)をして回収してもらいましょう。

まとめ

今回の記事では、アメリカでクリスマスツリーを買う時に役立つ情報を紹介しました。

  • クリスマスツリーの歴史は、ドイツのゲルマン民族のお祭りで使われていた樫の木から始まる
  • クリスマスツリーを飾る時期は大体は決まっているけれど、各家庭の自由
  • クリスマスツリーを買える場所は沢山ある
  • ツリーはごみとして出すか、リサイクルイベントに持って行って木材チップに変えてもらう


アメリカに住んでいるのならば1度は生木のクリスマスツリーを家に飾ってみたいですよね。

ツリーに飾るオーナメントも沢山種類があるので、1つ1つ飾りながら自分だけの特別なツリーを作って楽しいクリスマスの日を迎えて下さい。 

アメリカ人のクリスマスの過ごし方アメリカのクリスマスの定番料理も紹介しているのでぜひ読んでみて下さい。

それでは、Merry Christmas!

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