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今回の記事は、
- アメリカ人にとってクリスマスってどんな日?
- アメリカ人は、クリスマスを「誰と」「どのように」過ごすの?
- アメリカと日本のクリスマスの過ごし方に違いってある?
という悩みを持ったあなたに向けて、
私が実際にアメリカ人の友達の家で体験した、アメリカでのクリスマスの過ごし方を紹介します。
- アメリカ人にとってクリスマスとは?
- クリスマスを迎える為の準備内容
- アメリカ人のクリスマスの過ごし方
- アメリカと日本のクリスマスの過ごし方の違い
この記事を読む事で、アメリカならではのクリスマスの習慣が分かるようになり、アメリカ文化に対する理解がより一層深まります。
アメリカでは、クリスマスの準備を1か月も前から始めたりするんだよ
どれだけみんなが待ちわびている祝日なのかが分かるね
目次(読みたいところをクリック)
アメリカ人にとってクリスマスとは?
アメリカでもクリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝う日として毎年12月25日に祝われます。
アメリカでは様々な人種や宗教を持つ人たちがいる為、基本的に宗教的な記念日を祝日とする事は無いのですが、クリスマスだけは例外でアメリカ全土で祝われる祝日となっています。
アメリカでは、お正月よりクリスマスを重要視している為、日本でお正月に家族で集まってみんなで新しい年を迎えるというあの雰囲気をクリスマスに行います。
宗教の違いにより、”Merry Christmas”と挨拶するのは良くないなどと毎年議論されますが、
それ以上に街全体がクリスマスカラー1色に染まり、行き交う人々の活気や笑顔で溢れて幸せな気持ちに包まれます。
アメリカ人のクリスマスの過ごし方
1.クリスマスの準備
アメリカでは、11月にあるサンクスギビングデーが終わったらすぐにクリスマスの準備に取り掛かります。
- 家の外をイルミネーションでライトアップ
- 部屋の中やクリスマスツリーの飾りつけ
- 家族や友達へのプレゼント選び
- クリスマスの日に食べる料理やスイーツの準備
飾り付けを始める時期に関しては、アメリカでクリスマスツリーを飾ろうという記事で詳しく紹介しています。
サンクスギビングデーからクリスマスまでの約1か月は冬のホリデーシーズンのためイベントが沢山あります。
またクリスマス当日は家族と過ごす時間なので、その前に同僚や友達とクリスマスパーティーを開いたりクリスマス関連の映画を見たりします。
11月の中旬に同僚の家にお邪魔した時には、もうクリスマスの準備をしていたよ
手作りのくるみ割り人形やオルゴール、ライトアップでストーリーを感じさせるクリスマスの飾りつけだった!
2.クリスマス・イヴ
クリスマス当日だけが祝日なのだけれど、多くのアメリカ人はその日を挟んでクリスマス連休を取るよ
関連記事 >> アメリカ人の仕事の休み方は羨ましい?9種類の休暇とアメリカ人の休み方
クリスマス伝統料理
アメリカでは、クリスマス・イヴの夕方から家族がそろってクリスマスディナーを囲みます。
その日によく食べられるクリスマスの伝統料理として、
- 料理
- クリスマスハム
- ローストターキー
- リブロースト
- クランベリーソース
- マッシュポテト
- 飲み物
- アップルサイダー
- エッグノッグ
- シャンパン
- スイーツ
- キャンディー棒(Candy canes)
- クリスマスクッキー
- フルーツパウンドケーキ
- ジンジャーブレッド
- パイ
などが挙げられます。
料理自体はサンクスギビングデーの時と似ていますが、雪だるまやツリーの形をした色とりどりのスイーツによってクリスマスの雰囲気を楽しめます。
アメリカでクリスマスの日によく食べられる定番料理とその由来に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
>> アメリカのクリスマス定番料理14選【料理・スイーツ・飲み物】
アグリーセーター
アメリカでは、クリスマスをお祝いする時にアグリーセーターを着る習慣があります。
英語でUgly(アグリー)とは、醜い・見苦しいという意味があり、サンタクロースやツリー、トナカイなどが描かれた、俗にいうイケてない・ダサいセーターの事を指します。
この動画を見たら「アグリーセーター」がどんな物かすぐに分かるよ!
コンテストだから自分で手を加えて少しオーバーにしているけれど、周りにいる観客が着ているのが一般的な「アグリーセーター」だよ
この習慣は2000年代に入ってから、クリスマスのファッションアイコニックとして全米に爆発的に広がりました。
クリスマスの日だけに着てお祝いするのではなく、12月には、
この類のセーターをみんなで着て楽しむ「アグリーセーターパーティー」「アグリーセーターコンテスト」やセーターの売り上げの一部を募金する「アグリーセーターチャリティー」などが行われています。
クリスマスキャロル
クリスマスキャロルとは、イエス・キリストに関する逸話が歌詞になっている讃美歌や宗教的な民謡のことを指します。
アメリカでは、クリスマス・イヴの夜に教会や各家庭で歌われることが多いです。
アメリカ人の友達の家では、クリスマスディナーの後に暖炉の前で家族が輪になって座り、クリスマスキャロルやクリスマスソングを歌いました。
代表的なクリスマスキャロルに、「さやかに星はきらめき(O Holy Night)」「きよしこの夜(Silent Night)」「もろびとこぞりて(Joy to the World)」などがあります。
食後には、アグリーセーターを着てクリスマスキャロルを歌ったり、話に花を咲かせて楽しい時間を過ごします。
3.クリスマス
クッキーとミルク
子供たちは、クリスマス・イヴの夜寝る前にクッキーとミルクをサンタクロースの為に準備してベッドに入ります。
クリスマスの朝、子供たちはサンタが自分の用意したクッキーとミルクを食べたのかを確認します。
この習慣は、サンタクロースが自分のプレゼントを届けに来てくれたのかを確認出来るようにという理由と、
プレゼントを届けてくれたサンタに「ありがとう」という感謝の気持ちと少しでも「お返し」をしようという理由から始まったそうです。
クリスマスプレゼント開け
アメリカでは、家の中に大きなツリーを飾り、クリスマス当日の朝までに各自準備したプレゼントをそのツリーの下に置いていきます。
クリスマスの朝になったら、自分宛てのプレゼントを開けることが出来、お互いに何をもらったのかを見せ合います。
関連記事 >> アメリカで生木のクリスマスツリーを飾ろう!ツリーの歴史・飾る期間・購入/処分方法を詳しく紹介
アメリカと日本のクリスマスの過ごし方の違い
アメリカ
- クリスマスは家族で過ごす日
- 伝統料理はターキーやハム
- スイーツはクッキーやパウンドケーキ
- プレゼントはツリーの下に積み上げていく
- 家族でワイワイと楽しむイメージ
日本
- クリスマスは恋人や友達と過ごす日
- フライドチキン
- 普通のホールケーキやショートケーキ
- プレゼントは寝ている間に枕元に
- 恋人とロマンチックに過ごすイメージ
まとめ
今回の記事では、アメリカでのクリスマスの過ごし方を紹介しました。
- アメリカでも12月25日にクリスマスが祝われて、その日は祝日となっている
- 数週間前からクリスマスの準備を始める
- アメリカではクリスマスは、家族で祝う日
- 「アグリーセーター」など日本には無いクリスマスの習慣がある
特にクリスマスは、人々の活気と幸せそうな笑顔に溢れる日です。
クリスマスの過ごし方は国によって違ってきますが、子供から大人まで年齢に関係なく大切な人たちと素敵な時間を過ごす特別な日だという事はどこにいっても変わりませんね。
今年は、誰かと一緒に過ごす予定がないという方も「お1人様クリスマス」を楽しみましょう!
シングルベルの過ごし方アイディアを実体験を基に紹介しているのでぜひ読んでみて下さい。
それでは、今年も素敵なクリスマスをお過ごしください!Merry Christmas!
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こんにちは、BoneyB(ボニービー)です