今回の記事は、
- 日本人が感じる「アメリカあるある」を知りたい!
- アメリカで生活しながら何に驚いた?
- 日本とアメリカではどんな所が違うの?
という悩みを持ったあなたに向けて、
アメリカで5年間暮らしながら感じてきた、日本人にとってはとても新鮮な「アメリカあるある」を紹介します。
今回の記事を読む事で、アメリカに来たばかりの方はアメリカでの暮らしのイメージが湧きやすくなり、アメリカでの生活が長い方は共感する部分がきっとありクスっと笑えるはずです。
「住めば都」というように、最初はびっくりしたことも時間が経つとだんだん慣れてきて面白く感じるようになるよ
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目次(読みたいところをクリック)
- 1 アメリカあるある17選
- 1.1 1.トイレのドアの隙間が広すぎて落ち着かない
- 1.2 2.室内の照明が暗くて不便
- 1.3 3.節電という意識が全くない
- 1.4 4.時間通りに来ないのは当たり前
- 1.5 5.メールの返信は来ない物と思っている方が気が楽
- 1.6 6.Amazonの返品対応が素晴らしい
- 1.7 7.アメリカのお父さんの働き方がナゾ
- 1.8 8.バスや地下鉄で寝ている人をあまり見かけない
- 1.9 9.アメリカ人は話す事が大好き
- 1.10 10.知らない人からいきなり褒められる
- 1.11 11.家から医療服を着て出勤するナース
- 1.12 12.ニューヨークで救急車や消防車の音は生活音の一部
- 1.13 13.ごみの分別が緩い
- 1.14 14.外見にこだわらなくなる
- 1.15 15.ベーコンカリカリ過ぎ
- 1.16 16.特別な日でなくてもハーゲンダッツを食べられる
- 1.17 17.レストランでカードで支払った時のチップの払い方に戸惑う
- 2 アメリカあるある まとめ
アメリカあるある17選
1.トイレのドアの隙間が広すぎて落ち着かない
アメリカの公衆トイレのドアは、どれも小さめに作られていてドアの隙間が広いです。
特に足元にある隙間は20㎝くらいあるので、ズボンを下ろす時にも注意が必要です。
1度だけ私がトイレに入っている時に、外にいた子供が頭を下げて中を覗き込んできたことがあり、あの時は本当に焦りました。
日本では、中に人がいるのかをノックで確認しますが、アメリカでは足元さえ見ればすぐに分かります。
縦に入っている隙間も、小指の爪の大きさ程あるので外から見えていないかと気が気ではありません。
このように隙間を広く取るのは、トイレ内での犯罪行為を防ぐためだと言われています。
2.室内の照明が暗くて不便
私がアメリカに来て1番最初に不便に思ったのが、室内の照明の暗さです。
日本では、天井に照明が付いているのが当たり前ですが、アメリカ人は、スタンド照明やデスク照明を好んで使います。
また、家はリラックスする空間と考えられているため、ロウソクや暖炉の炎のようなオレンジがかった色の電球がよく使われます。
日本のシャキッとした色や明るさの照明に慣れていた私は、アメリカの照明が暗すぎてボーっとする感じが苦手でした。
しかし、電球の色を変えることで日本の照明の明るさに少しでも近づけることができます。
私のようにアメリカの照明の暗さに不満がある方は、暗い照明とはおさらば!アメリカでの「明るい電球」の選び方を参考にして電球を変えてみましょう。
3.節電という意識が全くない
私が通っていたアメリカの大学では、夜になって鍵が閉められている建物の廊下やホールの電気が一晩中ついていました。
また、アメリカ人の知り合いと外食に出かけようとした時にも、家の電気・クーラー・テレビ全てをつけっぱなしにしていたので「消さないの?」と聞いたら、「何で?また帰ってくるじゃん」と言われました。
確かに戻っては来るけれど、数時間は誰もいないのに電気代は気にしないのかなと不思議でした。
日本で”使っていない時には消す”という考え方を刷り込まれている私には到底できない行動です。
関連記事 >> アメリカの電気代は日本と比べて高い?平均的にどれくらいかかるのかを知っておこう
4.時間通りに来ないのは当たり前
アメリカで生活していると5分や10分の遅れは遅刻としてカウントされなくなります。
バスや地下鉄は、数分前にすでに駅を出発したと時刻表アプリに表示されているにも関わらず、一向に姿を見せないのは日常茶飯事です。
会社でも上司と1:1での電話会議をする時には、私がメールを送らない限り一向に電話がかかってこない事も多々あります。
私が経験した中でも1番ひどかったのは、冷蔵庫の修理屋さんでした。
家の冷蔵庫が壊れたので、アパートの管理会社の方が修理屋さんを呼んでくれました。
予約が入っている日の午前中に、到着は午後の1時から5時までの間になりそうだと言われ、ずいぶんアバウトな時間の取り方だなと思いながら待っていたのですが、待てど暮らせど一向に現れません。
しびれを切らして電話をしたら、「今日は修理の予約が沢山入っていて、あなたの家に行くのは明日になりそうだ。」と言われました。
午後の間ずっと待っていたのに急にそのように言われて、呆気にとられたのと外国人だとなめられたのではないかとすごく頭に来ました。
この経験をしてからは、大抵の事は「アメリカだな~」と流せるようになったので今では良い思い出です。
5.メールの返信は来ない物と思っている方が気が楽
アメリカでは、仕事関係以外のメールの返信は基本的に来ない物だと思っていると気が楽です。
私は、アメリカに来た当初、英語で電話をするのが苦手で何が何でもメールで解決しようとしていました。
しかし、教授を始めとして修理会社やアパート会社、銀行などメールで問い合わせを行っても、返信が来るのに数週間かかったり、返信が全く来ないことも沢山ありました。
電話1本で解決できる快感を味わった今では、何かの問い合わせをする時にはオペレートチャットか電話の2択です。
最初は、自分の英語に自信が無かったとしても、これはやればやるほど慣れてきます。
電話で問い合わせをしたら丁寧に対応してくれる場合がほとんどですが、時には電話をしてもなかなか繋がらなかったり、たらいまわしにされたり、いきなり切られたりと嫌な経験をするかもしれません。
それは、あなただけでなく異国の地で生活する外国人の多くが経験する事だと考えましょう。
瞬間的には嫌な気持ちになって頭にくると思いますが、アメリカでの生活を終える頃には1回りも2回りもタフになった自分に出会えるはずです。
6.Amazonの返品対応が素晴らしい
アメリカでは時間やメール対応にルーズだという話しをしたのですが、そのような環境にいるからこそAmazonのカスタマーサービスの対応が輝いて見えます。
「簡単・迅速・丁寧」と3つを兼ね揃えていて、やはり世界のトップ企業として成功している会社は違うなと感じさせられます。
私は、アメリカに来てから2回ほどカスタマーサービスにお世話になりました。
1回目は、たこ焼き粉を注文したのにお好み焼き粉が届いたため返品して取り替えてもらおうと連絡をいれたら、
「こちらの不手際で違う商品を送ってしまい申し訳ない。今、たこ焼き粉を配送する手続きをした。お好み焼き粉は、返品せずにそのまま受け取ってもらって構わない」
と言われました。
嘘をついて他の商品を送ってほしいと言っているのだと思われないか、写真を撮って証明として送った方が良いのだろうかと悩んでいたのですが、違う商品が送られてきたと、簡単に事情を説明しただけで迅速に対応してもらい拍子抜けしました。
2回目は、配送が完了したというメールを受け取ったのに商品が届いていなかったのでその旨を説明したらすぐに新しい商品を送ってくれました。
実際に問題があった時には本当にありがたいサービスなのですが、あまりにも簡単に新しい商品を送ってくれるので悪用されないのか心配になるほどです。
7.アメリカのお父さんの働き方がナゾ
アメリカでは、朝の9時、10時頃にゆったりと犬の散歩をしている30代から40代の男の人をよく見かけます。
お昼には、ランニングをして汗を流している人も多いのですが、それはまだお昼休憩なのかもしれないと理解が出来ます。
しかし、3時ごろにテニスやテコンドーなど子供の習い事に迎えに来るお父さんは、わざわざ仕事を抜け出して来ているのでしょうか?
アメリカ人の仕事の休み方を紹介した記事で、アメリカでは休みが取りやすいとは言ったものの日中によく見かけるアメリカ人のお父さんの働き方や休み方は未だに謎です。
8.バスや地下鉄で寝ている人をあまり見かけない
日本ではよく見かける「公共交通機関の中での居眠り」も、アメリカではあまり見かけません。
このような光景は、アメリカ人だけでなく日本に来た外国人がとてもビックリする内容です。
外国では、いくら治安が良くなってきたとは言え、スリや置き引きなどが日常的に起こります。
そのような環境で過ごしている外国人にとって、多くの人がいる中で携帯やカバンを持ちながら眠るのは危ない行為だと考えられています。
もちろん疲れて寝てしまっている人もいますが、日本と比べたら比較にならないほど少数です。
アメリカでは、自分の身は自分で守るという心構えが大切ですね。
関連記事 >> アメリカ旅行の注意点10個!安全に旅する為の『秘訣』も合わせて紹介!
9.アメリカ人は話す事が大好き
友達や同僚、周りの人を見ていると、「アメリカ人は本当に話す事が好きだな」と感じます。
レストランで食事をしたり道を歩いている人たちは、誰かと一緒にいたら基本的にずっと喋っています。
携帯を見る時間よりも一緒にいる人の顔を見て話す時間の方がはるかに長いのではないでしょうか。
知っている人同士で話が盛り上がるのはまだ分かるのですが、アメリカ人は知らない人とでも気軽に話しを始めます。
レジ前で待っている間、エレベーターの中、乾燥機から洗濯物を取り出している間など隙あらば話しかけてくる方が結構な割合でいます。
慣れてしまえば楽しいスモールトークなのですが、慣れるまでは緊張しますよね?
10.知らない人からいきなり褒められる
知らない人同士でも気軽に話し始めるというのと少し似ているのですが、アメリカ人は全く知らない人にでも自分が良いなと感じたらその”瞬間”に褒めます。
しかし、アメリカ人が褒めるカテゴリーは大体決まっていて、服・髪型・持っている物などその人の周りの物を褒めるのであり、顔や身長などその人自身に関連する事は褒めません。
普通にお店の中を歩いていたり、階段ですれ違った瞬間に、
「その服すごく似合っているよ!」「それかっこいいね、私も欲しい」と一言だけ言って去っていきます。
多分アメリカ人は、褒めようという気持ちで言っているのではなく、本当に些細な事だったとしても自分が好きだなと思ったことを話しの延長線上としてポンと口に出しているだけなのではないかと思います。
11.家から医療服を着て出勤するナース
ニューヨークでは、医療服を着たまま地下鉄やバスに乗り出勤・退勤するナースの方をよく見かけます。
私は、仕事に行くのに地下鉄を利用しているのですが、毎日少なくとも5,6人には出くわしています。
日本では、あまり見かけない光景だったので最初はびっくりしましたが、今では地下鉄に乗る時などナース服を着た人が近くにいると安心するのでとてもありがたいです。
12.ニューヨークで救急車や消防車の音は生活音の一部
日本では、救急車や消防車の音を聞くと何かあったのだとドキッとしますが、ニューヨークで暮らしているとこのようなサイレンの音は当たり前になってしまいます。
昔に比べると大分治安が良くなったニューヨークですが、それでも事件や事故が毎日起こっています。
サイレンの音を聞かない日は無いのではないかと思える程、生活音の一部と化してしまっているのが悲しい現実ですね。
アメリカに行く時には、万が一に備えて救急車など緊急連絡先を控えておきましょう。
関連記事 >> アメリカの救急車の電話番号とその他知っておくべき6つの緊急連絡先
アメリカで911に電話をする方法【料金・質問されること・日本語での通報】
13.ごみの分別が緩い
アメリカでは、日本に比べるとごみの分別の仕方がユルユルです。
基本的には、普通のごみとリサイクルが出来る資源ごみという2種類に分別します。
日本では、缶はしっかりと洗って綺麗にしてから、ペットボトルはラベルをはがしてから、などと細かく決まっていますがアメリカでは、そのような事は全く気にせずに捨てていきます。
日本のような分別の仕方は、真面目な人が多い日本でだからこそ出来ることであり、他の国で通用するのかは疑問ですね。
14.外見にこだわらなくなる
これは人によるのかもしれませんが、私の場合は、アメリカに来てからめっきり外見にこだわらなくなりました。
特に大学に通っていた頃は、毎日ジーパンにTシャツと言ったラフな格好でお化粧もほとんどしなくなりました。
特に、アメリカでは周りに太っている人が多いため、気が緩み太りやすくなります。
私も、アメリカに来てから約6㎏太ったのですが、これではいけないと思い、去年からダイエットを始めてアメリカに来た当初よりも少ない計7㎏のダイエットに成功しました。
関連記事 >> アメリカダイエット奮闘記!-6.8kg痩せた方法
15.ベーコンカリカリ過ぎ
アメリカ人は、全ての水分が蒸発してカラカラに干乾びたかのようになるまで焼いたベーコンが好きです。
日本人(私)からしたら、少し脂が残って程よくジューシーで程よくカリカリしたベーコンの方が絶対に美味しいと思うのにあそこまでカリカリに焼き上げる理由が分かりません。
しかも、カリカリ程度ならまだ良いのですが、学校の食堂で出るベーコンはすでに冷えきり固くなっていたので、入れる向きを間違えたら口の中をよく引っ掻いていました。
16.特別な日でなくてもハーゲンダッツを食べられる
日本では、小さなカップで結構なお値段がするハーゲンダッツですが、アメリカでは他のアイスクリームと比べてそこまで高級な物ではありません。
なので、アメリカでは特別な日やご褒美としてでなくてもハーゲンダッツを食べてしまいがちです。
私は、バニラ味のハーゲンダッツに少量のブラックコーヒーをかけるアフォガートが大好きです。
ハーゲンダッツが好きな方は、アメリカに来た時には是非大きなサイズを買ってそのままカップからスプーンですくって食べる贅沢な食べ方を楽しみましょう。
17.レストランでカードで支払った時のチップの払い方に戸惑う
アメリカではチップ文化が当たり前です。
しかし、レストランでカードで支払った時に、チップをどのように支払うのか戸惑った方も多いのではないでしょうか?
レストランでは、食後に「チェック」と伝えるとレシートを渡されます。
カードを挟んでそのまま返すと、ウェイターさんがレジに持って行き支払いを終えてからカードの控えを2枚持ってきます。
1枚はそのまま持ち帰ることが出来るのですが、もう1枚にはサインをして卓上に置いて帰ります。
その時に、サインをするカードの控えにチェックをいくら払うという値段を書くのですが、
「何でカードはもう無いのにチェックの値段を引き落とせるのだろう?」
「チェックを引き落とせるという事は、そこに書いた以上の値段を引き落とされたりしないのだろうか?」
と不思議でした。
そのような問題は1度も無かったので今では何も心配せずにお会計をしています。
アメリカあるある まとめ
今回の記事では、アメリカで暮らしながら感じた日本では考えられない「アメリカあるある」を17個紹介しました。
良いあるある・悪いあるあると様々でしたが全てをひっくるめて色々な経験をする事によって、日本にいた頃の自分よりも1回りも2回りもタフになった気がします。
「日本ではこうだ!」「いや、アメリカではこうだ!」と主張しあうのではなく、各国の良い面も悪い面も見て受け止めながら、学ぶべき点は学び、自分を成長させる糧とできたら良いですね。
こんにちは、BoneyB(ボニービー)です