今回の記事は、
- アメリカ旅行に行く時、何に気をつけたらいいの?
- アメリカで1人で出歩くのは危険?
- アメリカ旅行を安全に楽しむにはどうしたらいいの?
という悩みをもったあなたに向けて、
私がアメリカで生活する上で実際に気をつけている事を中心にアメリカで安全に楽しい時間を過ごす為には何に対してどのように気をつけたらいいのかを紹介していきます。
- アメリカ旅行の注意点10個
- トラブルを回避する為にできること
- 私が日頃から気を付けていること
この記事を読むことで、アメリカに滞在する際に何に対してどのように気をつけたらいいのかが分かるようになり、より安全に楽しい時間を過ごせるようになります。

確かに自分ではどうする事もできない事件に巻き込まれてしまう事もあるよね
だけど、自分の身を守ろうとしっかりとした知識と準備をする事によってその確率を減らす事もできるんだよ
出来るだけ安全に楽しい時間を過ごせるように自分で出来る範囲内で気をつけていこうね
日本国総領事館の公式ホームページで安全対策情報も紹介されているのでアメリカに行く前に確認しておきましょう。
最近では、アジア系の人に対するヘイトクライムも多発しています。
ヘイトクライムの現状や対策は、アメリカで起こっているヘイトクライムってどんな感じ?【現状と対策】で詳しく紹介しています。
目次
アメリカ旅行の注意点10個
1.地図やガイドブックを見ながら歩かない

アメリカに観光に来ている方がよくやってしまいがちな行動です。
私自身、妹と初めてアメリカ旅行に来た際、地下鉄駅内で地図を広げて場所を確認してしまいました。
すると近くにいた黒人の女性が、「地図を広げるのは止めなさい。どこに行きたいの?私が教えてあげるわ。」と注意して下さいました。
“地図やガイドブックを広げている姿=私は観光客です。今迷っています。襲ってください。”
と周りに伝えているようなものです。絶対にやめましょう。
- 出発する前にこれから行く所の大体の位置や行き方を把握しておく
- どうしても行き方を確認しなければならない場合は、道の端によって携帯で確認する(携帯をただいじっているだけの様に見せる)
- 極力ガイドブックを外で開かないようにするため、ガイドブックの内容は携帯で撮って保存しておく
- とにかく迷っているという事を悟られないように行動する
2.不安な気持ちを悟られない

この記事を読んでいるあなたは、多かれ少なかれアメリカの治安に関して不安な気持ちを持っている事だと思います。
不安な気持ちを持つという事は、その分しっかりとした準備をしようという行動に繋がるのでとても良い事です。
しかし現地では、そのネガティブな気持ちを他の人に感じ取られないように注意しましょう。
犯罪の良い標的となってしまいます。
気持ちはどうであれ、堂々としている姿を演じましょう。
- あまりキョロキョロしない
- 落ち着いて、いつも自分の周りの状況を把握しておく
- もし不安な気持ちを抱くようだったらすぐにその場から離れる

「不安になる」という事と「不安な気持ちを悟られる」という事は全く違う事だよ
もし自分で、何か嫌だな、変だなという気持ちになったらすぐに他の場所に移動してね
3.道に迷ったら安全そうな人に聞く

自分で解決できればそれが一番いいのですが、もし本当に道に迷ってしまったのならば現地の人に尋ねるようにしましょう。
どのような人に聞けば良いのかは世界共通です。
- セキュリティの方・警察官・現地ガイド > お店・カフェの店員 > バス停で待っている人 > 通りすがりの人
4.地下鉄に乗るときも注意を怠らない

私は日頃からニューヨークの地下鉄を使用しているのですが、基本的には安全です。
むしろ駅の中や車両で、様々なパフォーマンスを見る事が出来、個人的にはすごく好きです。
しかし、私がアメリカで生活しながら時々不安を感じる事があるのですがそのほとんどが地下鉄かバスの中で起こっています。
その中でも特に多いのが、地下鉄内で見かける明らかに行動がおかしい人達です。
いきなり喧嘩口調で怒鳴り始めたり、ドアを蹴り続けたり、他の人に唾を吐きかける人を見ました。
また、ドアが閉まる直前に盗みを行いそのまま降りて逃げてしまうという事件もあります。
- 出来るだけ多くの人が乗っている車両を選ぶ
- もし危険を感じたら次の駅ですぐに隣の車両に移動する
- 持ち物はひったくられないように首からかけたりカバンの中にしまっておく

アメリカは、治安が悪く怖いイメージがあるかもしれないけれど、優しい人も沢山いるんだよ
地下鉄で出会った優しいおじさんの話は、ニューヨークの地下鉄で出会った心温まる出来事【体験談】の記事で紹介しているから読んでみてね
5.危険な地域はあらかじめ把握しておく

アメリカは、犯罪が多発している地域と観光地が近くに位置している場合がよくあります。
また、1本の道を挟んで近づいてはいけないエリアにいきなりなったりするので、目的地に行く中で道に迷い、知らないうちに犯罪多発地域に入ってしまう場合もあります。
なので、あらかじめ危険な地域を把握しておくことはとても重要です。
こちらの記事で、危険な地域を調べられるサイトとその使い方を詳しく紹介しているので事前に調べておきましょう。
➔ アメリカの治安を調べたいならコレ!使いやすい犯罪マップを2つ、使い方と共に紹介
- 犯罪マップで近づいてはいけない地域と起こっている犯罪の種類を把握しておく
- ガイドブックやネット上で危険な地域の名前と位置を調べて、マップに表示しておく
6.人の敷地内には侵入しない・誤解されるような行動はとらない

一見当たり前の事なのですが、これは私が実際に経験した内容です。
海岸沿いの公園を友達と散歩していた時の事です。
近くに民家が数件ありその民家の芝生と公園の芝生が垣根もなく繋がっていたので私は気にせずまっすぐ歩いていました。
すると友達から、「そっちに行ってはダメだ。もし銃で撃たれても何も言えないよ。」と注意されてしまいました。
その時に私は、「状況に関係なく、アメリカでは少しの誤解が命に関わる可能性がある」という事を学び自分の行動に慎重になりました。
- 誤解されるような行動はとらない
- もし誤解された場合、感情的にならず丁寧に落ち着いて説明する
- 感情的に日本語で対抗しようとしない
7.夜は1人で出歩かない

特に留学などでアメリカに来ている場合、夜に1人で出歩くような行為は絶対にやめましょう。
観光地の中には夜でも遊べる場所が沢山あるので、遊びに出かける場合が多々あると思いますが、1人で出かけるのは、おすすめしません。
1人で出歩くと狙われやすくなり、万が一襲われた時にも抵抗できません。
- 観光地以外では夜に出歩かない
- 観光地だとしても夜は数人で出かける
- 昼間でも人通りが少ない地域や道路には近づかない
8.大金は持ち歩かない

チップを渡したりちょっとした物を買う際に現金は必要になるので財布の中に入れて置くべきですが、他の事は出来るだけカードで支払うようにして大金は極力持ち歩かないようにしましょう。
また、現金は1つの場所にまとめて持ち運ぶのではなく、財布の中・カバンの内ポケットの中・服の内ポケットの中などと数か所に分けて保管しましょう。
そしてもし強盗に襲われた場合、絶対に抵抗せず速やかに財布の中の現金を全て渡して下さい。
- 現金は分けて持ち運ぶ
- 時々トイレの中などの誰からも見られる心配が無い場所で財布にお金を移動させる
- 少額だったとしても現金を財布から出して数えたりしない
- 襲われた時は、すぐに財布の中の現金を渡す
9.服装に気をつける

せっかくの海外旅行、お洒落も楽しみたいという気持ちはすごく分かります。
なのでお洒落をするなとは言いませんが、狙われる確率を上げるような服装は控えましょう。
夜に出歩く時ミニスカ・ハイヒールなど露出度の高い服装は、狙って下さいと自ら言っているようなものです。
またブランド品のカバンや時計・アクセサリーもお金を持っていると思われ、犯罪に巻き込まれかねません。
余談ですが、フィリピンにいた時、私を含めて5、6人の友達と外に遊びに出かけました。
1人の韓国人の友達が金のネックレスをしていたのですが前方から走ってきた男の人が力ずくでネックレスを引きちぎって走って逃げて行った事があります。
このように直接その物を盗まれなかったとしても、お金を持っている人だと目をつけられ機会を見計らって襲われる可能性もあるので注意しましょう。
- 露出度の高い服装は控える
- 高価なものは身に着けない
10.観光地ではスリに注意する

人でにぎわう観光地では特にスリに注意しましょう。
ちょっとした気の緩みから携帯・財布・カバンなどがすぐに盗まれます。
観光を楽しみながらもいつも自分の持ち物に注意を傾けておきましょう。
またスリとは違うのですが、観光地で色々なキャラクターの格好をした人が一緒に写真を撮ってあげると言ってきても無料ではないのでお金を払いたくない場合はしっかりと「No」と断りましょう。
このような時に、少額の現金が必要になるので1ドルや5ドル紙幣は財布にいつも入れておきましょう。
- 財布や携帯電話をズボンの後ろポケットに入れるのはNG
- カバンは首からかけられるタイプの、ひったくりにあいにくい物を使う
- カバンは体の前にくるようにして、閉め忘れがないように注意する
- レストランでも荷物は足元や通路側に置かない
アメリカ旅行の注意点 まとめ
今回の記事では、アメリカ旅行の注意点を10個、そしてトラブルに巻き込まれないように自分で出来る行動を紹介しました。
- 地図やガイドブックを見ながら歩かない
- 不安な気持ちを悟られないようにする
- 道に迷ったら安全そうな人に聞く
- 地下鉄に乗る時も注意を怠らない
- 危険な地域はあらかじめ把握しておく
- 人の敷地内には侵入しない・誤解をされるような行動をとらない
- 夜は1人で出歩かない
- 大金は持ち歩かない
- 狙われやすい服装は着ない
- 観光地ではスリに注意する
アメリカは、美しい自然、最新のエンターテイメント、世界を率いてきた人たちの力強いエネルギーなど本当に素晴らしい物がたくさんあります。
安全にさえ気をつけて、アメリカで素敵な時間を過ごしてください!!
関連記事
アメリカを安全に楽しく旅行するためにこちらの記事も参考にしてみて下さい。
こんにちは、Boney B(ボニービー)です