暗い照明とはおさらば!アメリカでの「明るい電球」の選び方

アメリカで明るい電球の選び方
Photo by Ameen Fahmy on Unsplash

ボニービー

こんにちは、BoneyB(ボニービー)です


今回の記事は、

  • 何でアメリカの照明は暗いの?もっと明るくしたい!

  • 家にある照明器具に合った電球はどのように調べたらいい?

  • アメリカで明るい色の電球を買う時にチェックするポイントを教えて



という悩みを持ったあなたに向けて、

オレンジ系の色の照明が苦手で、日本にあるようなパキッとした色の電球が欲しく色々と調査した私が、日本人に合うアメリカの電球の選び方を紹介します。

本記事で得られる内容

  1. アメリカの照明器具事情
  2. 明るい色の電球を買うためにチェックするべきポイント
  3. おすすめの電球
  4. アメリカでの電球の捨て方



この記事を読む事で、オレンジがかった明るさの家の中でいつもモヤモヤしていたあなたも、明るい照明に変えてシャキッと過ごせるようになります

ボニービー

室内の照明の暗さは、アメリカに来た日本人の多くがびっくりすることだよね


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アメリカの照明の暗さは電球のせい?

アメリカの照明の暗さは電球のせい?


日本人がアメリカに来て驚く事の内の1つに、「室内の照明の暗さ」を挙げられます。


私もアメリカで寄宿舎・ホームステイ(一軒家)・アパートと様々な形の住居を体験しましたが、日本のように天井に備え付けられた電気がある部屋はありませんでした。


アメリカ人の多くは、スタンド照明やベッド脇、机に置くデスク照明を愛用し、照明の色もオレンジがかった温かい色を好みます。


アメリカ人がこのような照明を使う理由として、

  • 目の色素が明るい人(アメリカ人)は、暗い人(日本人)に比べて眩しさに弱いから
  • アメリカ人は、家をリラックスする空間と考えているから

などが挙げられます。


しかし、明るい照明に慣れ親しんでいる私たち日本人からしたらアメリカの照明は、「暗い」「よく見えない」「なんだかスッキリしない」とあまり評判がよくありません。


そのような照明も、電球を変える事で日本のような明るい照明に近づけることが出来るのです!

ボニービー

明るい照明にするためには、どのような電球を選んだら良いんだろう?

アメリカで明るい電球を買うためにチェックするべきポイント

アメリカで明るい電球を買う為にチェックするべきポイント


アメリカで明るい電球(light bulb)を買うためにチェックするべきポイントは、4つあります。

  • 電球の口金 / ソケットサイズ
  • 電球のワット数
  • 電球の明るさ
  • 電球の色のタイプ

1.電球の口金 / ソケットサイズ

電球の口金とは、ネジのような形をしたソケットに差し込む金属部分のことを言います。


英語で口金のサイズは“light bulb base size”と言い、口金の直径をE○○(数字)のように表記します。


アメリカで最も使われている電球の口金のサイズは、26mm(E26)です。


E26という表示を探しても見つからない場合は、口金のサイズが”medium base”のように大きさを表す単語で書かれています。

口金の
直径
10 mm11 mm12 mm14 mm17 mm26 mm39 mm
表示E 10E 11E 12E 14E 17E 26E 39
サイズ名Miniature ScrewMiniature CandelabraCandelabraEuropeanIntermediateMediumMogul

ボニービー

ほとんどの照明は、E26サイズの電球を使用しているけれど念のため買う前に調べておこうね

2.電球のワット数

電球のワット数は、消費する電力の単位のことを指し、英語では“watts”と言い「ワット(W)」という単位で表記されます。


ワット数が高ければ高いほど消費される電力も高くなり、電気代も高くなります。


もともとワット数は、明るさを示す単位ではありませんが消費する電力が多いほど明るさも増すため、明るさを選ぶ目安としても使われてきました。

照明器具に記されている規格より高いワット数の電球をつけると、事故につながる恐れがあるので絶対にやめましょう。

規格が70Wの照明器具に100Wの電球をつけると、消費する電力が高くなり器具が熱に耐えられない場合があります。
しかし、規格が70Wの照明器具に70W以下の電球をつけるのは、何も問題ありません。


電球を選んでいるとこのように2種類のワット数が表記されている場合があります。

アメリカ 電球 ワット数

9 Watts (9ワット)/ 60 Watt Replacement(60ワット相当)


このような2種類のワット数はLED電球のパッケージに書かれているものなのですが、この意味を理解するにはLED電球のメリットを知る必要があります。


LED電球のメリット:はるかに少ない消費電力で白熱電球と同じくらいの明るさを実現できる


つまりあのパッケージに書かれていた「9 Watts / 60 Watt Replacement」というのは、

「このLED電球は、実際には9ワットしか電力を消費しないけれど、白熱電球で言うと60ワット相当の明るさだよ」

という意味なのです。


毎日使う照明で、51ワットもの差があると長く使えば使うほどすごく大きな差が出てきます。


電球を取り換えるという簡単な作業だけで、アメリカで生活する上で必要になる電気代を少しでも抑えられるので試してみる価値ありです!

ボニービー

白熱電球のワット数に慣れていた人たちには助かる表記だね!

3.電球の明るさ

電球の明るさは、英語で“light bulb brightness”と言い、「ルーメン(lumens /LM)」という単位で表記されます。


ルーメンとは電球から放たれる光の量を表すので数値が高ければ高いほど、明るくなります。


基本的にワット数が高くなればルーメンの数値も高くなり、電球も明るくなります。

ワット数(LED)46101318
ワット数(白熱電球)25406075100
ルーメン数値2204007009001300
ワット数とルーメン数値の目安

4.電球の色のタイプ

アメリカでの電球選びで1番気を付けなければいけないのが、電球の色のタイプです。


アメリカ人は、ろうそくや暖炉の火のようなオレンジ色の電球を好むのでお店で売られている電球もそのような色がほとんどです。


日本でよく使われている色の電球を選ぶためには、色温度の単位(light kelbin)を必ず確認しましょう。


色温度とは、光の色を表すための尺度の事を言い、「ケルビン(K)」という単位で表記されます。


ケルビンの数値が低いほど赤みが増した電球色となり、数値が高いほど青みが強い昼光色となります。


日本人が好きな電球の色は、4000~5000Kの昼白色(white lightやcool light)なので参考にして下さい。


家にある2種類の電球を比べてみると一目瞭然です。

口金のサイズE 26
ワット数75W
明るさ1170 LM
色のタイプ2700 K
口金のサイズE 26
ワット数60 W (9 W)
明るさ800 LM
色のタイプ5000 K

右側の電球の方がワット数もルーメン数値も低いのに、色のタイプが白や青に近い5000Kというだけでシャキッとした明るさになります。


左の電球を使っていた頃は、家全体が薄暗くモヤモヤとしながら過ごしていました。

ボニービー

室内の照明の明るさって、けっこう気分に影響を及ぼしたりするよね

日本人におすすめする電球のポイント
  1. 家にある照明器具の口金のサイズを確認する
  2. 照明器具の規格内のワット数を確認する(ワット数が高いほど明るい電球)
  3. 明るい電球が欲しい場合は、800 ~ 1300ルーメンの電球を選ぶ
  4. 電球の色のタイプは、4000 ~ 5000 ケルビンの電球を選ぶ


色々と調べた結果、今私が使っている照明器具は、全てSunliteのLED電球でそろえています。

12パック入りなので昔使っていたオレンジ色の電球を総取り換えしました。

1日に3時間ずつ使ったとしても「13.7年」は持つとの事なので、引っ越さない限りしばらくは電球の取り換えはしなくても良さそうです。

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ボニービー

お店に行っても日本人好みの電球は品数が少ないから、アマゾンなどのオンライン上で電球を探すと良いよ

もし気に入らなくても簡単に返品できるから安心!

アメリカでの電球の捨て方

アメリカでの電球の捨て方


アメリカでは、電球をそのまま家庭ごみの袋にいれてごみ収集の日に出して捨てます


LED電球は、地域によってリサイクル扱いになる場合もあるので「LED light bulb disposal NYC(地域名)」などと調べてみて下さい。


ニューヨークでは、白熱電球もLED電球も一般の家庭ごみとして出すようになっています。

アメリカで明るい電球の買い方 まとめ

今回の記事では、アメリカで日本のような明るさの電球を買うために必要になる情報を紹介しました。

  • アメリカでは、オレンジがかった色の電球が家の照明器具でよく使われる
  • 日本のような明るさの照明にするためには電球が重要
  • 家にある照明器具に合う口金のサイズを確認すること
  • ワット数とは、消費する電力の単位の事を言い、数値が高いほど明るくなるけれど規格の範囲内でないと危険
  • 電球の明るさは、ルーメンという単位で表記されて数値が高いほど明るい
  • 色の種類はケルビンという単位で表記され、日本人が好きな色は4000~5000Kのwhite lightやcool light
  • アメリカでは、電球を一般の家庭ごみとして出すことが出来る



今もオレンジがかった電球を使っている方は、これを機にぜひ取り替えてみて下さい。

今まで薄暗かった部屋もパッと明るくなり、気持ちもスッキリしますよ!

LED電球に変えたら節約にもなって一石二鳥です。


アメリカで必要になる電気代がいくらくらいなのか気になる方は、アメリカの電気代は日本と比べて高い?平均的にどれくらいかかるのかを知っておこうという記事で詳しく紹介しています。

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