今回の記事は、
- アメリカのアパートでも騒音問題ってあるの?
- アメリカのアパートで騒音に悩んだ時にとれる解決策って何?
- もし騒音がうるさいって苦情が来たらどうすればいい?
という悩みを持ったあなたに向けて、
アメリカのアパートに住んだ時に騒音問題で悩まされた経験から学んだ解決策を紹介します。
- アメリカのアパートでの騒音問題の現状
- 騒音問題で悩んだ時の解決策
- アメリカのアパートで騒音がうるさいと苦情が来た時にできること
この記事を読む事で、毎日悩まされていた騒音問題を解決する糸口を見出すことが出来るようになります。
騒音って1回気になり始めたらずっと気になってストレスがたまるよね
相手の為にも自分の為にも上手く解決できるように心がけよう
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目次(読みたいところをクリック)
アメリカのアパートでの騒音問題
アメリカというと日本と比べてガヤガヤうるさいというイメージを持っていませんか?
もちろん中には、大音量で音楽を流しながら運転する車やパーティーで騒ぐ人たちもいますが、そのような人たちは少数派で、ほとんどの人は近所迷惑にならないようにしっかりとマナーを守って生活しています。
私は、人が密集しているニューヨークで生活していますがそのような類いの騒音で困ったことはほとんどありません。
しかし、一時期ずっと頭を悩ませられたのが「アパートでの生活音」でした。
- 上の階の人の足音
- 洗濯機やその他機械の振動音
- テレビや音楽の音
- ペットの鳴き声
- 子供が走り回る音
特にニューヨークは古い建物が多く、中には床や壁が薄いアパートも沢山あります。
私が住んでいるアパートも床が薄いため、室内で靴を履かずに普通に歩いても足音が気になってしまうほどです。
引っ越した当時、足音がうるさいと下の階の人に注意されたのですが、普通に歩いているだけなのに何でだろうと最初は嫌な気分になりました。
しかし、私の上の階の人が新しく引っ越してきて、歩くたびに聞こえる足音と振動がとても気になりこういう事だったのかと理解しました。
そこで注意された経験と注意した経験がある私が、アパートの騒音問題で悩んだ時にできるだけ穏便に解決できる方法を紹介します。
リラックスできるはずの自分の家で騒音に悩まされるのって、想像以上にストレスがたまるよね
アメリカのアパートで騒音問題で悩まされた時の解決策
各アパートでは、静かにするべき時間というクワイエットアワーが決まっています。
大体は、夜の11時から翌日の朝7時頃までがクワイエットアワーに該当します。
この時間外では、上の階で足音がしたりテレビの音が聞こえたとしても、あまりにもひどくない場合は見逃す人が多いです。
クワイエットアワーに騒音が気になる場合は、以下のような解決策を試してみましょう。
アパートの管理会社や大家さんに報告する
騒音で悩まされた時に1番おすすめする解決策は、アパートの管理会社や大家さんなどの第3者をはさむことです。
大体の場合は、彼らから騒音を出している本人に「いつどのようなタイプの騒音が報告されているので注意してほしい」というような連絡が行きます。
この方法は、本人と直接会う必要が無いのとその建物の責任者からの注意となるので変なトラブルに巻き込まれにくいです。
直接注意する
管理会社や大家さんに報告する前に自分でその本人を訪ねて注意する方法もあります。
その時に気を付けるべき点は、感情的になって注意する事は絶対に避けましょう。
アメリカでは、喧嘩がただの言いあいで終わらないケースも多々あります。
また、特に足音や話し声など周りの人の生活音で困っている場合は、本人も気付かずに騒音を出している場合があります。
その様な時に喧嘩口調で注意されたとしても嫌な気持ちにしかならず、これから気を付けようと素直に受け止めにくくなります。
警察に通報する
パーティーを開いて爆音で音楽を流し続けられたり夜通し怒鳴り声が聞こえたりなどとあまりにもひどい騒音で悩まされている場合は、警察に連絡するという方法もあります。
通報を受けた警察は、近所の人からの報告を受けたから静かにするようにと通報者の名前を伏せて注意してくれます。
通報する時には、その騒音が起こっている時に911ではなく”local non-emergency number”に連絡を入れましょう。
“local non-emergency number New York”などと地域名を入れて検索するとすぐに電話番号を探せます。
311を利用する
アメリカには、911とは別に日常の生活の中でトラブルに巻き込まれて困っている時に利用できる苦情専用電話番号「311」があります。
匿名で苦情を入れられるサービスなので心配なく利用できます。
もし、大家さんや管理会社から取り合ってもらえず自分で注意しに行くのも難しい場合は、311に連絡して解決してもらいましょう。
311に関しては、アメリカの救急車の電話番号とその他知っておくべき6つの緊急連絡先で、もっと詳しく紹介しています。
引っ越しをする
ここで紹介した解決策を全て試してみてそれでも騒音に悩まされる場合は、引っ越しという解決策もあるという事を覚えておきましょう。
自分に非がある訳でも無いのに引っ越さなければいけないというのは、納得がいかないかもしれませんが、騒音に悩まされ続けたりもっと問題を大きくして自分や家族の身に万が一の事があった場合は取り返しがつきません。
引っ越す前には、大家さんやアパートの管理会社の人とよく話して契約期間内だけれどもこのような問題があって耐えられないという事をしっかりと伝えましょう。
ほうきなどで天井を軽くたたく
アメリカでは、上の階に住んでいる人の騒音が気になる時にほうきなどで天井を軽くたたいて知らせるという方法があります。
アメリカ人の同僚もよくやると言っていたので、よく行われる解決策なのだと思います。
しかし、個人的にはあまりおすすめしません。
どのような人が住んでいるのか分からない中で、攻撃的ともとれる注意の仕方をすることでもっと揉めてしまう可能性があります。
ここでは、「ほうきなどで天井をたたくという注意の仕方がアメリカにはある」と知っておくことで、万が一下の階の人からこのように注意されたとしても極端に怖がる必要はないという事を覚えておきましょう。
アメリカのアパートで騒音がうるさいと苦情が来た時にできること
私は、引っ越しをしてすぐに下の階の人から足音が気になると注意を受けたので、「ラグ」と「フォームマット」を買って床に敷き詰めました。
この2つを利用し始めてからは、下の階の人からの苦情が来なくなったので効果があったようです。
騒音で悩まされるのも大変ですが、歩くたびに足音が響いていないか心配しながら生活するのもストレスが溜まります。
少しの工夫で、音に悩まされることなく生活出来るようになるので試してみて下さい。
足音・機械の振動音・ペットの足音などに対して効果的な方法
ラグやカーペットを敷く
防音効果だけでなく家の中のインテリアも一緒に楽しめるのがラグやカーペットです。
特に足音は、床が振動して下の階に響きやすいので床に1枚ラグを敷くだけで振動を抑えてくれて足音も軽減されます。
フローリングにもよく合うのでおすすめです。
防音マットやフォームマットを敷く
防音対策に特化している防音マットやフォームマットは、ラグやカーペットよりも効果が絶大です。
私が利用しているフォームマットは、厚く柔らかい素材のため足音をしっかりと吸収してくれます。
撥水加工がされている物やジョイント式の物など種類が沢山あるので、状況に合わせて選べます。
私の家で床がミシミシときしみやすい所は、「フォームマット」と「ラグ」を重ねて敷いているよ!
テレビや音楽、ペットの鳴き声などに対して効果的な方法
吸音パネルを壁に貼る
テレビやステレオの音が周りに響いていないか気になる方は、吸音パネルを壁に貼るという方法があります。
こちらは、特別な工事を必要とせず壁にパネルを貼るだけで防音対策が出来るのが人気です。
壁にかける絵を模した絵画吸音パネルもあり、部屋の中をおしゃれにしながら防音対策もできます。
ドアや窓の隙間を塞ぐ
テレビや話し声などの音は、ドアや窓の隙間から1番外に漏れやすいと言われています。
ドア用・窓用の防音隙間テープを使い、その隙間を塞ぐことで音漏れを軽減することが出来ます。
アメリカのアパートでの騒音問題 まとめ
今回の記事では、アメリカのアパートでの騒音問題の現状とその解決策を紹介しました。
- アメリカにも生活音などの騒音問題はある
- 各アパートや地域でクワイエットアワーという時間帯が決められていて、その間は特に騒音を出さないように気を付けなければいけない
- 苦情を入れる時には、第3者にお願いするか自分で注意する時には感情的にならないことが重要
- 防音対策をする為には、防音マットやテープなどを利用するのがおすすめ
「騒音」は、ご近所トラブルでよく問題になっていることです。
毎日繰り返して起こるからこそお互いにストレスが溜まり続けてしまいます。
もっと大きなトラブルに巻き込まれる前にしっかりとした対策をして解決しましょう!
こんにちは、BoneyB(ボニービー)です