この記事には、アフィリエイトリンクが含まれています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
こんにちは、Boney Bです。
- OPT終了間近だけれど、終わった後どうしよう、どんな選択肢があるの?
という悩みを持っている方におすすめです。
今回の記事では、OPT終了後にどのような選択肢があるのかを紹介します。そしてその選択肢の中の1つであるOPT延長について詳しく紹介します。
OPT終了間近で、これからどうしようと悩んでいる方は是非参考にしてみて下さい。
STEM OPTを延長する方法だけを知りたい方は、前半部分は丸々スキップして下さって構いません。
目次(読みたいところをクリック)
OPT終了後はどんな選択肢があるの?
1.OPTを延長する
OPTの延長は、アメリカの学校でSTEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)に属する学科を卒業している場合にのみ可能です。
STEM OPTは、一般のOPTの期限である12か月+申請をして更に24か月間延長出来るので、合計36か月の間アメリカで働く事が出来るようになります。
STEM OPTを延長する方法は、下記で詳しく紹介しています。
2.日本に帰り就職する
アメリカ生活で学んだ事を基に日本に帰り就職するのも選択肢の内の1つです。アメリカで学校を卒業し、OPTを使って職場経験まであるのなら、ある程度の英語は出来ているのでアピール出来るポイントとなるでしょう。
アメリカに関連企業がある日本の会社に就職して、機会があったら再度アメリカに転勤して仕事をするという方法もあります。
3.F(学生)ビザを取得する
OPTを使い職場経験を積んで行く中で、その分野に関しもっと専門的に学びたいと思ったら再度Fビザを取得し大学院などに入学する事によってアメリカに残ることが出来ます。
OPTは、各学位ごとに毎回与えられるので、大学卒業➔OPT➔大学院卒業➔OPTとアメリカで学問と職場経験を積む事が可能です。
4.H-1B(特殊技能職)ビザを取得する
アメリカでいう一般的な就労ビザです。H-1Bビザを取得する事によってOPTを使い働いていた職場で継続して働く事が可能になります。
OPT終了後もアメリカで働きたいと思っている方は、OPTの職場を探す際にその会社がH-1Bビザサポートをしているのかどうかを確かめておきましょう。
年々、申請をする人が多くなっている為、抽選でビザが発行されるかどうかが決まります。
5.K-1(婚約者)ビザ・K-3(配偶者)ビザを取得する
アメリカの学校または職場で米国籍を持っている方と出会い、その方と結婚を予定している場合やすでに結婚をしている場合はOPTの期限が切れたとしてもK-1、K-3ビザを取得しアメリカに残る事が出来ます。
K-1ビザの場合は、そのビザを使いアメリカに入国した日から90日以内に正式に結婚をし、その事を移民局に報告して新しいビザに変えなければいけません。
STEM OPTを延長する方法
1.申請資格
- 有効なF-1ビザを所持している
- 現在Post-OPTを使用し、給料をもらいながら週20時間以上働いている
- 働いている内容がSTEM分野に関連する事である
- 雇用主がUSCIS E-Verifyプログラムに登録している
- 雇用主とフォームI-983を作成する事が可能である
- STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)に属する学科で学士号以上の学位を持っている
自分の学部がSTEMに属するかどうかは、こちらのリストから確認する事が出来ます。
ページに移動したら、“STEM Designated Degree Program List”をクリックしてリストを開いて下さい。
➔ STEM Designated Degree Program List
2.申請時期
STEM OPTの延長申請は、現在使っているOPTの期限が切れる90日前から申請する事が可能です。
また、USCISは、申請書類をOPTの期限が切れる前までには受け取らなければならないので早めに準備して提出するようにしましょう。
3.申請方法
- 申請資格に当てはまっているのかを確認する
- STEM OPT Extension Feeを学校に払う
- 新しいI-20を発行してもらう為に、必要な書類を準備して学校のISSに提出する
– Form I-983 Training Plan
– Form I-765
Form I-765の書き方はこちらの記事で詳しく説明しているので参考にして下さい。
➔ I-765フォームとは?【I-765フォームの書き方を詳しく紹介】 - 新しいI-20を受け取ったら、サインをしてコピーをとる
- 全ての書類をまとめてUSCISに郵送する
郵送先の住所は学校からI-20を受け取る時に詳しい説明があるのでそれを参考にする
– Form I-765 原本
– Form I-983 Training Plan コピー
– 申請料金 $410.00 (現金ではなく小切手で支払い)
小切手の書き方や使い方はこちらの記事で詳しく紹介しています。
➔ 簡単に詳しく紹介!アメリカで小切手(チェック)を使う方法
– 今までに使用した全てのEADカード コピー (前と後ろ両方のコピーを取る事)
– 証明写真2枚 (U.S.パスポートサイズ2×2インチ)(名前、生年月日、SEVIS IDを裏面に記載する事)
– 卒業証書 コピー
– 成績証明書 コピー
– I-20 コピー(複数ある場合は全て提出)(全てのI-20にサインがあるか確認する事)
– I-94 コピー
I-94のプリントアウトの方法はこちらの記事を参考にして下さい。
➔ I-94とは?【確認・プリントアウト・間違いを訂正する方法】
– パスポート コピー (証明写真が載っているページと初めてF-1ステータスでアメリカに入国した時のスタンプのページ)
– F-1ビザ コピー
全ての書類は、新しいI-20が学校から発行されてから60日以内にUSCISが受け取らなければいけない為、早めの提出を心掛けましょう。
まとめ
今回の記事では、
- OPT終了後はどんな選択肢があるのか
- STEM OPTを延長する方法 について紹介しました。OPT終了後に日本に帰ろうと思っている場合は何も問題はありませんが、アメリカに残りたいと考えている方は、とにかく有効なビザを取得するようにしましょう。
これからは、政治やコロナウィルスの影響がアメリカに滞在する為のビザにも出てくる可能性があります。
最新の情報を基にしっかりと調べながら準備をしていって下さいね。
ブログ参考にさせていただいています。STEMのOPTの延長をしようとしているのですが、雇用側がUSCIS E-Verifyについて知識がないため、伝える必要があります。ただふと思ったのですが、STEM OPTで勤務を始めた際に、雇用主はUSCIS E-Verifyに登録をしていないのでは?と不安になりました。USCIS E-Verifyについては、Extentionの時のみ必要という理解であってますでしょうか?
こんにちは。
ブログを読んで頂きありがとうございます。
ネットで調べたところ、一般のOPTを使って働く場合は関係ないのですが、
STEM OPTを使う場合は、E-Verifyに登録している会社でしか働けない決まりになっているようです。
(STEM OPT vs Regular OPT – Office of International Services (ncsu.edu))
そのため、「E-VerifyはExtensionの時のみ必要になる」という理解よりも、
「E-Verifyは、STEM OPTを使って働く場合に必要になる」と考えた方が分かりやすいかもしれません。
「STEM OPTで勤務を始めた」とありましたが、その場合は、雇用主はすでにE-Verifyに登録しているものと考えられます。
しかし、多くの場合、一般のOPTで仕事を始めて終了間際にSTEM OPTに延長する方が多いと思われます。
その際、E-Verifyに登録していない雇用主でも、一般のOPTを使って働きたい人を受け入れることはできるので、
まず、雇用主がE-Verifyに登録しているのかを確かめて、もし登録していないならば、
STEM OPTを使って働きたいからE-Verifyに登録してほしいと伝える必要がありそうです。