今回の記事は、
- アメリカでは、中華料理のテイクアウトってよく行われているの?
- 中華料理のレストランでテイクアウトするのって難しい?
- アメリカ映画やドラマによく出てくるあの白い箱が気になる!
という悩みを持ったあなたに向けて、
中国人の彼の影響で中華料理をよく食べる私が、アメリカで中華料理のレストランに行きテイクアウトをする時に知っておきたい内容を紹介します。
- アメリカでの中華料理の人気度
- 中華料理レストランのメニュー
- 中華料理レストランでテイクアウトをした時によく見る白い箱の正体
- 今回私がテイクアウトしたメニュー
この記事を読む事で、アメリカ映画やドラマの食事シーンでよく出てくるあの白い箱の正体を知ることができるのと、中華料理のレストランで心配なくテイクアウトができるようになります。
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目次(読みたいところをクリック)
アメリカで中華料理のテイクアウトはよくされるのか?
アメリカには、中華料理のレストランが沢山あります。
中華料理と一言で言っても広大な土地を誇る中国では、地域ごとに料理の仕方や味の付け方が全く異なるため、中国のどの地方の料理を提供しているレストランなのかその種類も豊富です。
しかしアメリカでは、このように地域ごとにレストランの種類を分けるほかにもう1つの分け方があります。
それが、
本場の中華料理のレストラン vs. アメリカナイズされた中華料理のレストラン
です。
私は、本場の中華料理の方が断然美味しいと思うのですが、アメリカ人に人気があるのは、アメリカナイズされた中華料理です。
私の友達の中に中国人のお父さんとお母さんを持つ華僑2世の友達がいるのですが、その友達ですらもアメリカナイズされた中国料理を好みます。
そして、肌感覚として「本場の中華料理よりもアメリカナイズされた中華料理の方がテイクアウトされる頻度が高い」と感じます。
もちろん本場の中華料理のレストランでもテイクアウトは出来ますが、大体そのようなレストランでは、料理を楽しみたい人が集まりその場で食べる事が多いです。
それに比べ、値段もはるかに安いアメリカナイズされた中華料理は、忙しくて食事の準備が出来ない時にテイクアウトをして家でゆっくりと食べるといった感じです。
アメリカ人が好きな中華料理は、オレンジチキン、チャーハン、ローメン(lo mein)、ビーフ&ブロッコリーなどだよ
アメリカ人が好きな中華料理に関してもっと詳しく知りたい方は、アメリカで人気のある中華料理12選「何を選んでいいか困ったらこの料理を頼もう!」を読んで、今度中華料理店に行った時に試してみたい料理を選んでおきましょう。
アメリカで中華料理のテイクアウトをしてみよう 【メニュー】
中華料理のレストランで1番困るのがメニューの見方です。
品数がものすごく多いのに写真少なめで文字ばかりのメニューを見せられても何が何だか分かりません。
今回私がテイクアウトをしたレストランもランチメニュー抜きで216種類もの料理がメニューに載っていました。
このように豊富なメニューの中から料理を選ぶのは至難の業ですが、以下の方法を使うと美味しい中華料理を選べるようになります。
- 中国人の友達と一緒に行って選んでもらった時に気に入った料理があったらその名前を覚えておく
- 英語の料理名をネットで検索して写真を見てみる
- メニューに写真が載っている料理は、比較的人気のある料理だからその中から選ぶ
- 辛い料理が好きな人は、料理名の頭に唐辛子マークが付いている料理を選ぶ
- 食べたい食材(肉の種類や魚か野菜など)を選んで、そのカテゴリーの中から料理を選ぶ
メニューに載っている料理名(中国語・英語)を参考にしてどんな料理かをイメージしてみるのも楽しいよ
今回テイクアウトした中に「夫妻肺片」や「苍蝇头(ハエの頭)」という変わった料理名の物もあるから下で写真を確認してみてね!
アメリカの中華料理をテイクアウトする時によく見かける白い箱の正体
アメリカの映画やドラマの食事シーンでよく見かけるこちらの白い箱。
英語では、
- oyster pail
- paper pail
- Chinese food box
- Chinese takeout container
などと呼ばれていて、テイクアウト以外にもホームパーティの時に使われるなどアメリカ人にはお馴染みのアイテムです。
元々は、牡蠣(oyster)を入れるために使われていたのでその名残でoyster pail(オイスターペイル)と今でも呼ばれているそうです。
水分をはじく加工がされている厚紙を箱型に組み立てて、針金のような物を通し取っ手にした簡易的な弁当ボックスとなっています。
中国料理のレストランでは、テイクアウト用にこの箱にご飯・麺・水分が少なめの料理をぎっしりと詰めてくれます。
ファストフード店でもこの箱にフライドポテトのような揚げ物を入れてテイクアウトさせる所もあるらしいけれど、アメリカでは、この箱は中華料理のアイコニック的な存在として浸透しているよ。
アメリカの中華料理レストランでテイクアウトをしてみた
アメリカにある中華料理のレストランでテイクアウトの注文をするのはとても簡単です。
まず到着したら、“Can I order the food to go?”や“To go, please”と伝えましょう。
メニューを渡してくれるので、その中から注文したい料理を選びます。
英語名で注文してもなかなか聞き取ってくれない場合が多いので、メニューを指さしながら料理名の頭に付いている数字やアルファベットを伝えて注文します。
お会計を済まして後は待つだけです。
もしレストランが混んでいなかったら、近くにあるテーブルに座って待っていても何も言われません。
しかし、そうでない場合は立って待ちましょう。
料理が完成したら袋に入れて渡してくれます。
中はこのようにしっかりと梱包されているので激しく動かしたりしない限り漏れません。
今回、テイクアウトした料理を紹介するね!
夫妻肺片 Beef Tripe Hot Pepper Sauce
夫妻肺片(ふさいはいへん)は、中国料理のレストランでアペタイザーとしてよく出てくる冷菜です。
牛タンや牛の胃袋を様々な香辛料に漬けて調理した四川料理の1つです。
材料1つ1つにしっかりと味がしみ込んでいて、嚙み切りにくい牛の胃袋も噛めば噛むほどうまさが増します。
生のガーリックと四川料理に欠かせない花椒の爽やかなピリ辛さが食欲をそそるアペタイザーとして完璧な一品です。
蛤蜊汤 Baby Clam & Ginger Soup
蛤蜊汤(ハマグリスープ)は、生姜ベースのスープにハマグリとネギを入れたとてもシンプルな台湾料理です。
無駄な物は一切入れず、必要最低限の材料でハマグリや野菜から出るコクだけを使ったような優しい味となっています。
細切りにしたシャキシャキの生姜は、噛んだ時に口の中で香りが広がり心もしっとりと落ち着くスープです。
濃い味が好きな私ですが、そのような料理ばかりの中で1つ優しい味のスープがあると全体的に味のバランスがとれてとてもいい感じです。
宮保鸡丁 Kung Pao Chicken
宮保鸡丁(クンパオチキン)は、さいの目に切った鶏肉とピーナッツを鷹の爪と一緒に炒めた四川料理の1つで、日本でもよく食べらています。
しっとりと軟らかい鶏肉と対照的に噛み応えのあるピーナッツがまざっていて、それぞれの食感が美味しさを引き立てます。
鷹の爪のピリリとした辛さがやみつきになる一品です。
苍蝇头 Fly Heads
苍蝇头(サンイントウ)は、ニンニクの芽と豚のひき肉を調味料でサッと炒めただけのすごくシンプルで簡単な料理です。
料理名(苍蝇头)を直訳すると「ハエの頭」という意味で、どのような料理か知らなかったら絶対に注文しませんよね?
ふたを開けたら醤油ベースの特製タレの香りが一瞬で香って来て空腹のお腹を刺激します。
甘辛い味付けで、この一品だけでご飯をモリモリと食べられます。
このレストランに行った際には必ず買う料理です。
もし気になる料理があったら試してみてね!
アメリカの中華料理店でテイクアウトをしてみよう まとめ
今回の記事では、アメリカの中華料理のレストランでテイクアウトをする時に知っておきたい情報を紹介しました。
- 中華料理は、アメリカ人にも親しまれている
- 本場の中華料理レストランよりもアメリカナイズされた中華料理のレストランでよくテイクアウトされる
- 中華料理のレストランのメニューは、品数が多く文字ばかりで見にくい
- テイクアウトは、英語で”To go”と言えば伝わる
日本に比べてアメリカは中華料理のレストランがとても沢山あります。
料理をしたくないけれどアメリカのバーガーの味には飽きてしまったという方はぜひ中華料理を試してみて下さい。
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