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今回の記事では、
中国西部に位置する新疆ウイグル自治区の定番料理「ダーパンチー(大盘鸡)」のレシピを紹介します。
ゴロゴロと大きめに切ったジャガイモと鶏肉で作ったボリューム満点の一皿です。
青唐辛子の辛さと八角や花椒などの香辛料を使ったしっかりとした味付けが特徴的です。
トロトロの煮汁にうどんを絡めて食べるとお腹も心も満たされます。
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材料 (4人前)
家に計量スプーンが無いため、記事内で使っている「大さじ1杯」は、全て「カレースプーン1杯分」を意味しています。
鶏肉の部位は、モモ肉(thigh/drumstick)や手羽(wing)を使うのがおすすめ!
今回は、いかにも中華料理といった材料を使いますが、 老抽(ろうちゅう)と山西老陳酢(さんせいらおちんす) は無くても一応は料理が出来るので無理に準備しなくても大丈夫です。
(*1)
牛角椒 (青唐辛子)は、Italian long hot pepperという名前でスーパーの野菜売り場に陳列されています。
作り方
① わけぎを5㎝幅に斜め切りします。
白い部分は、タテにまず切り込みを入れてから同じように切りましょう。
切ったわけぎは、2つに分けてお皿Aとお皿Bに半分ずつ入れておきます。
② 皮をむいた生姜をスライスしてお皿Aに入れます。
③ にんにく(6かけ) を包丁の腹で上から押すようにつぶし、それを粗めのみじん切りにしてお皿Aに入れます。
④ 牛角椒 (青唐辛子) を切ります。
まず半分に切って中の種を取り出し、すすぎ洗いをしてから5㎝幅に斜め切りにします。
切り終わったらお皿Aに入れます。
手に擦り傷などがある場合は、ナイロンの手袋をして青唐辛子を触ることをおすすめするよ!
④ にんにく(3かけ)をすりおろして、お皿Bに入れます。
⑤ ジャガイモは皮をむいて、芽を取り除き、大き目の乱切りにします。
⑥ 鶏肉をじゃがいもと同じくらいの大きさに乱切りにします。
⑦ 鷹の爪は半分に切ってから水につけておきます。
⑧ 深めのフライパンかお鍋に、油(約大さじ4杯)と砂糖(約大さじ2杯)を入れて中火にかけます。
⑨ 泡が立ち始め、砂糖がキャラメル色になったら火を弱火にします。
砂糖はあっという間に焦げ始めちゃうから気を付けてね!
⑩ お鍋に鶏肉を入れて中火に戻し、炒めます。
お肉の表面をキャラメル(砂糖)でコーティングしてあげるようにかき混ぜます。
⑪ 鶏肉を炒めている間に約1ℓのお湯を沸かしておきます。
⑫ 鶏肉から出てきた水分も蒸発し、水気が無くなり油だけが残るようになったら、八角・花椒・水気を切った鷹の爪を入れて炒めます。
⑬ 香辛料の香りが漂ってきたらお皿Aのわけぎ・生姜・にんにくを入れます。
料理酒を大さじ4杯入れて、お酒の香りが飛ぶまで炒めます。
⑭ 砂糖大さじ1/2、塩大さじ1/3を入れてかき混ぜます。
鶏肉が約9割かぶる量のお湯を入れます。
⑮ ジャガイモを入れて混ぜます。
⑯ 沸騰したら醤油大さじ3杯と老抽大さじ2杯を入れて混ぜ、約15分程待ちます。
中国では、色付けの為に 老抽をよく使っているんだって。
だから出来上がりの色が若干薄くなってしまうけれど、老抽が無くても特に問題は無いらしいよ
味が薄いなと感じたら醤油を若干多めに入れてみよう
⑰ 水気が引いて、煮汁が約2/5程度になったら 牛角椒(青唐辛子)とお皿Bのわけぎとニンニクを入れて混ぜます。
今回の料理の場合、私は煮崩れしたジャガイモからでんぷんが出て、とろみのある煮汁になる方が好きなのでお湯を足し、さらに10分程煮込みました。
個人の好みで煮込み時間を調整して下さい。
⑱ 全体に汁が絡まったら火を消して、山西老陳酢を大さじ1/2杯入れてかき混ぜて完成です。
牛角椒(青唐辛子)は、火を通しすぎると鮮やかな緑色が黒っぽく変色し、食感もしなしなになってしまうから 、汁が絡まるようにかき混ぜたらすぐに火を消そう
まずは、八角や花椒などの香辛料を使った料理から放たれる異国の香りを楽しみましょう。
しっかりと味がしみ込んでいる鶏肉と口の中でほろほろと崩れるジャガイモの優しい味をシャキシャキとした青唐辛子の辛さが引き立ててくれます。
ご飯のおかずとして食べても良いのですが、1番のおすすめはトロトロの煮汁にうどんを絡めて食べる食べ方です。
今回は、作った当日はご飯のおかずとして、次の日にうどんの上に乗せて食べました。
大きなジャガイモに鶏肉、そしてご飯やうどんとすごくボリューム満点です。
食べ終わった後にお腹だけでなく心も満たされる一品です。
「アメリカで買える食材で毎日違う献立を考えるのは大変。。。」と悩んでいる方は、
アメリカでアジア系料理(日本・韓国・中国)をよく作る私が備忘録として書いている世界の料理レシピページをぜひ見てみて下さい!
こんにちは、Boney B(ボニービー)です