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今回の記事は、
- ホワイトデーの文化ってアメリカにもあるの?
- ホワイトデーがアメリカでは行われないのはなぜ?
- ホワイトデーの日、アメリカ人の彼女や友達に何かした方が良い?
という悩みを持ったあなたに向けて、
日本で毎年3月14日に行われるホワイトデーという日がアメリカにも存在するのか、そしてバレンタインやホワイトデーをアメリカではどのようにお祝いするのかについて紹介します。
- ホワイトデーはアメリカにもあるのか
- ホワイトデーをアメリカでお祝いしない理由
- アメリカのバレンタイン文化
この記事を読む事で、アメリカでのバレンタインやホワイトデー事情が分かるようになります。
アメリカって、気持ちを伝えるのにストレートで情熱的な感じだよね
バレンタインやホワイトデーも盛り上がっているのかな?
目次(読みたいところをクリック)
ホワイトデーはアメリカにもあるのか
ホワイトデーは、アメリカには存在しません。
当たり前のようにバレンタインデーといつもセットであるこのホワイトデーという日は、実は日本で作られた文化なのです。
この文化が、日本周辺のアジアの一部の国に伝わってはいるものの、3月14日をホワイトデーとしてお祝いする国は、ほぼありません。
日本の様にバレンタインデーのお返しをする日としてホワイトデーがある国は、
- 韓国
- 中国
- 台湾
- ベトナム
と数か国しかありません。
ホワイトデーって世界中で祝われている物だと思っていたけれど、ほんの一部の国でしか無いんだね
ホワイトデーをアメリカでお祝いしない理由
実をいうと、ホワイトデーをアメリカでお祝いしないしっかりとした理由はありません。
日本でも元々あったバレンタインデーに後付けする形で出来た日の為、ホワイトデーが出来た理由はあれど、お祝いしない理由を探すのは難しいです。
しかし、ホワイトデーが存在しないアメリカとホワイトデーが存在する日本を比べてみた時に、その国ごとの雰囲気や特徴が表れていて面白いので、ここではその違いを紹介していきます。
ホワイトデーが存在しないアメリカ
まずはホワイトデーが存在しないアメリカを紹介する為に、「バレンタインデーの起源」に注目していきたいと思います。
バレンタインデー(Valentine’s Day)のバレンタイン(ウァレンティヌス)とは、実はローマ帝国時代にいたキリスト教の司祭の名前です。
当時ローマ帝国皇帝クラウディヌス2世は、兵士たちが戦いに集中するようにと彼らが結婚する事を禁止していました。
悲しむ兵士を見たバレンタイン司祭は、内緒で結婚式を行ってあげ多くのカップルの愛の誓いを見届けたそうです。
しかし、その事を知った皇帝が怒りバレンタイン司祭にそのような行為をする事を禁じたのですが、バレンタイン司祭はその命令に従わず、2月14日に処刑されてしまいました。
誰かを愛するという感情や行為を尊重し、自分の身を挺しながらその愛を守ろうとしたバレンタイン司祭を記念する為に、「カップルが愛を誓いあう日」として2月14日がバレンタインデーとなり祝われるようになりました。
この話からも分かるように、欧米のバレンタインデーとは日本の習慣とは違い一方的に愛を伝えるのではなく、大切に思いあっている2人がお互いに気持ちを伝える日となっています。
また元々バレンタインデーはキリスト教圏の祝い事でした。
見返りを求めない愛を教えとしているキリスト教、そして愛の為に自分が犠牲になったバレンタイン司祭という内容が”ホワイトデーが存在しないアメリカ”の背景にあるように感じられます。
ホワイトデーが存在する日本
次にホワイトデーが存在する日本を紹介する為に、「日本の贈り物の文化」に注目していきたいと思います。
日本では、お中元やお歳暮など何かを頂いたらお返しをするという習慣が昔からあります。
この習慣は、日頃からよく見られる光景で相手から貰いっぱなしだったら失礼になると言い、何かしらお返しを送りあう事で良好な関係性を保つ手段となっています。
私のおばあちゃんも、「この煮物、ご近所さんからもらったからお返しに何か良いのないかね~」と言いながらお菓子が置いてある場所や身の周りを見渡している姿をよく見かけます。
日本社会では、お互いに贈り物を送りあう事が暗黙のマナーとなっていてホワイトデーもそのような日本の文化を背景にしているのかもしれません。
どっちが正しい間違っているという訳ではなく、各国の宗教・風習・考え方が垣間見える話なんだね
日本ではバレンタインデーって女性から男性に「愛」を伝える日となっているよね
アメリカではどのようにお祝いするのか見てみよう!
アメリカでのバレンタイン文化
アメリカを始めとして多くの国では、
「バレンタインデー」とは「カップルが愛を誓いあう日・愛の日」
となっていて既に付き合っているカップルや夫婦の間でのイベント事という認識が強いです。
また、女性がチョコレートやプレゼントを渡すよりも男性が花束やぬいぐるみなどを準備して女性をエスコートする場合がほとんどです。
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アメリカのバレンタインデーは日本とは違う点が沢山あるので表を使って比較してみましょう。
特徴 | 日本 | アメリカ |
---|---|---|
日にち | 2月14日 | 2月14日 |
対象者 | カップル& 告白する人 | カップル |
気持ちを伝える相手 | 女性➔男性 | 男性➔女性(一般) |
プレゼント | チョコレート | チョコレート・花束・ぬいぐるみ・カード・バルーン |
義理チョコ 友チョコ | 有 | 学生時代は有るけれどイベントの主体ではない |
ホワイトデー | 有 | 無 |
こう見ると日本のバレンタインやホワイトデーの文化って特殊なんだね
アメリカ人や他の国籍のパートナーと付き合っている方は、アメリカにはホワイトデーという文化が無いので、バレンタインデーの日に思いきり相手に愛や感謝の気持ちを伝えましょう。また、気になっている人がいたらアメリカでもバレンタインデーの日に告白する事もあるので性別関係なく気持ちを伝えてみましょう。
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アメリカでのホワイトデー まとめ
今回の記事では、アメリカでのホワイトデー事情を中心にバレンタインデーまでどのようにお祝いされているのかを紹介しました。
- アメリカにはホワイトデーが無い
- ホワイトデーは日本が作った文化
- バレンタインデーは、ローマ帝国時代に結婚を禁止されていた兵士たちの結婚式を内緒で行っていたバレンタイン司祭が由来となっている
- 世界のバレンタインデーは、性別に関係なく大切に思っている相手に愛や感謝の気持ちを伝える日
今まで当たり前のように受け止めていたバレンタインデーやホワイトデーが、実は他の国では全く違う形で祝われていたと知って驚きですね。
今年のバレンタインデーは、カップル同士だけでなく家族や友人など日頃から感謝している相手に、その気持ちを形にして伝えてみるのもおすすめです。
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こんにちは、BoneyB(ボニービー)です