アメリカで風邪をひいた時に知っておきたい5つの事【体験談とtip】

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こんにちは、Boney B(ボニービー)です。

今回は、

  • アメリカで風邪をひいてしまった。。。


という方に向けた記事となっています。

海外という慣れない土地で体調を崩すのって結構しんどいですよね。

それに加えて、アメリカの病院事情や保険事情は日本と全く違い、病院に行きたくても気が引けてしまったりしませんか?

そこで今回の記事では、私がアメリカで風邪をひいて・会社を休み・病院に行った体験談から学んだ、アメリカで風邪をひいた時に知っておきたい情報を5つ紹介します。



1.病欠(Sick Time) は取りやすい (➔ 辛いならどんどん取ろう)


会社によって病欠や有休の取り方に多少の違いはあると思います。

しかし、基本的にアメリカで病欠を申請し実際に休みを取るのはすごく簡単です

私が働いている会社では、 病欠2日目までは 1本の電話ですぐにOKをもらえて、3日目も取りたい場合はその時に病院での診断書(Doctor’s note)が必要となります。

アメリカでは、”辛いけれど頑張る”という行動が美学だと思われていません。

むしろ理解できない行動です。

“辛いんだったら、自分のためにも他の人たちのためにも休む”という感じですね。

前々から上司には体調が悪いのだったらSick timeを取るように言われていたし、
体調が悪くなくても、最近働きづめで疲れているなと思ったらSick timeを使うように言われていました。

その時に燃え尽き症候群(Burnout)になる前に自分の事はしっかりと自分でケアしなさいと言われたのが印象的です。

学問や研究が進んでいるだけでなく、社会全体がその内容を知りそして生活の中で実践している点がやはり、アメリカがメンタルヘルス先進国なのだなと感じさせられる一面でした。

多少の違いはあれど、アメリカで病欠を取るのは簡単。
自分のケアをしっかりする為にも体調がすぐれない時には、周りの目を気にしないでゆっくり体を休ませましょう。

関連記事 >> アメリカ人の仕事の休み方は羨ましい?9種類の休暇とアメリカ人の休み方

2.保険には入ろう


旅行、留学、仕事とアメリカに行く目的は色々あると思いますが、
とにかくアメリカの地に一歩でも足を踏み入れようと思っているのならば

保険には入っておくことをおすすめします

というのも医療費がものすごく高い。。。

今回、風邪気味で病院に行ったのですが、

看護婦さんに症状を説明して、お医者さんが体温を計って、のどの奥見て、聴診器で音を確認して、脈を測って、、、

はい200ドルです。

それだけの診察で約2万円を請求されました。

そしてもっと驚くことに、保険が適用されても40ドル(約4千円)を自己負担で払わされました。

日本の感覚に慣れていた私には40ドルもすごく高い。。。

普通の風邪で済んだから良かったものの、もし緊急で救急車を呼んだり、入院しなければいけないような病気だったらものすごい額の請求書を後から突き付けられます。

保険って入るかどうか結構迷いますよね?
海外生活はいつ何が起こるか分かりません。
何かあってから後悔するより、最初から保険に入っておくことを私はおすすめします。

3.アメリカで診察を受ける時の注意点


アメリカで診察を受けるには何通りかの方法がありますが、ここでは3つを紹介します。

  • 救命救急(Emergency room)
    日本の救命救急と同じように、緊急の場合にいつでも診察、治療を受けられる

  • Walk-in-clinic, Urgent care
    風邪や怪我の治療など、軽い症状の場合に限り診察、治療を受けられる
    予約なしで受け入れてくれる

  • かかりつけ医、家族医師(Primary Care Physician, Home doctor)
    自分のかかりつけ医を決めたら、そこで健康診断を受けているので自分に関する基本的な情報がすでに病院側にある状態
    病気になった時にアドバイスを受けながら診察、治療を受けられる
    しかし、診察の予約をとらなければならない

私は、かかりつけ医を決めていなかったので、予約なしで受け入れてくれるWalk-in-clinicを利用しました。
そこで学んだ注意点が4つあるので紹介していきたいと思います。

1.直接行く前に電話で確認

直接病院に行く前に、

  • 自分の加入している保険がその病院で使えるのか?
  • 待ち時間がどれほどかかるのか?

を電話で確認しましょう。

私の場合、1つ目の病院では、私が加入している保険が使えないと言われ、2つ目は受付で2時間待ちと言われ、結局3つ目でようやく診察を受けることが出来ました。

風邪の症状がまだ軽かったのでなんとかたどり着き診察を受けられたものの、もし熱が38°とかあったら途中で倒れていたかもしれません。

なので、絶対に行く前に電話で確認をしておきましょう!!!

2.”診察を受ける”は、英語で”see a doctor”

病院に行く前に、受付で何と説明すればいいのだろうと思いスマホで検索してみました。

診察を受けるSee a doctorHave a medical examinationだと出てきたので、2つ目の表現を使ってみたら、

受付の方から「えっ?あなた風邪を引いただけなんでしょ?」と言われ戸惑った反応をされました。

なるほど、have a medical examinationは全身を検査するような少し深刻な時に使うのかと瞬時に学びました。。。

風邪をひいたので診察を受けたいと伝える場合は、I want to see a doctorと言えば大丈夫です!!

3.自分の症状を書いたメモを持参

これは、病院へ出発する前に家で準備をして実際に持って行った物です。

英語で自分の症状を説明するのに少し自信がなかったのと、もし間違えて伝えてしまったらしっかりとした診断を受けられないと思い事前に準備しました。

絶対に聞かれるであろう身長と体重も、アメリカ単位のフィートとポンドに変えてメモを取っておきました。

結構おすすめです。

4.普通の風邪の場合薬が処方されない

一番驚いた事なのですが、診察を受けたらそのままお金だけを払ってなんの薬も処方されませんでした

普通日本だったら、診察後に薬屋さんに寄って、こちらのお薬を朝と晩2回食後にお飲みくださいとか説明されるのに。。。

不安になったのでまたスマホで検索。

アメリカでは、軽い風邪程度ならば薬は処方されず、もし必要な場合にのみ自分で薬局に行き市販の薬を買うのが一般的らしいです。

4.アメリカの薬は強い


アメリカの薬を使用する際は、容量に注意しましょう。

市販薬に配合されている1つ1つの成分の量が日本の薬と比べると多い場合があるので、効き目が強すぎると感じる事があります。

私も頭痛がひどかった時アメリカのタイレノール( Tylenol )を使ったのですが、薬が効いている数時間だけ突き刺すような痛みを全く感じなくなり、薬の強さを実感したことがあります。

そのような経験があった為、今回の風邪では市販薬を1回も使いませんでした。

アメリカの市販薬を使う場合は、箱に書いている容量よりも少し少なめで服用するとちょうどいいかもしれません。

5.自分が好きな事をしながらゆっくり”心も体も”休める


外国で病気になるのは、ただの軽い風邪だったとしても結構ダメージをくらいますよね?

体調がすぐれないと、頭の中も余計な心配で一杯になります。

病は気からという言葉があるように、そのネガティブな気持ちは体調にも悪い影響を与えているかもしれません

私が風邪をひいたのはアメリカでコロナが徐々に広まり始めた時でしたので、何回も”コロナ 微熱”とベッドの中で検索をしては落ち込んでいました。

しかし、病院に行き”普通の風邪です”と言われた後からは、微熱が続いても気持ちがホッとして、そんなに辛いわけではないかも、そんなに体ほてってないかもと、客観的に自分の状況をつかめるようになりました

体調が悪い時は体を休めるだけでなく心も休められるよう、テレビを見たり家族や友達と電話をしたりして気持ちを落ち着けるようにしましょう。

不安な気持ちになりすぎないよう、好きな事をしながら心も体も休ませよう。

まとめ

今回は、アメリカで風邪をひいた時に知っておきたい5つの事を紹介しました。

  • 病欠は取りやすいので体調がすぐれない時はどんどんと使おう

  • 保険には入っておこう

  • アメリカで診察を受ける時は、事前に電話をして確認し、症状を書いたメモを持参しよう

  • アメリカの薬は強い物もあるという事を知っておこう

  • 体調がすぐれない時は、好きな事をしながら心と体を休ませよう



体調が悪い時は無理せずしっかりと休養を取りましょう。

健康でいるのが1番大切です。

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