今回の記事は、
- アメリカの独立記念日とはどんな日?
- アメリカ人は、独立記念日をどのように過ごすの?
- 独立記念日に食べる特別な料理ってある?
という悩みを持ったあなたに向けて、
アメリカの祝日の1つである独立記念日とはどのような日なのか、そしてアメリカ人はこの日をどのように過ごすのかを紹介します。
- 独立記念日の基本情報(日にち・歴史)
- 独立記念日の挨拶
- アメリカ人の独立記念日の過ごし方
- 独立記念日に食べられる伝統料理
この記事を読む事で、独立記念日がどうしてアメリカ人にとってお祭りのような日なのかを知ることが出来ます。
「独立記念日」って言うけれど、何が何から独立したんだろう?
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目次(読みたいところをクリック)
独立記念日とは?
独立記念日とは、1776年に「アメリカ独立宣言」が公布されたことを記念して、その宣言が行われた7月4日に毎年祝われています。
アメリカでも日本の「ハッピーマンデー制度」と同じように祝日を月曜日に定めて3連休を取れるようにする制度があるんだ
だけど独立記念日は、その制度に該当せず毎年7月4日という決まった日に祝われているんだよ
この日はアメリカ人にとって、とても特別な日です。
なぜならば、それまでイギリスによって統治されていた北米13植民地が団結し、自由と平等を謳う新しい国アメリカを作ろうとイギリスから独立することを宣言した日であるからです。
現代にも「自由」「平等」「チャンス」などアメリカを表す言葉がいくつかありますが、それらはイギリスから独立した後に自分達が目指す国の姿として持っていた理想であり、ずっと受け継がれてきた精神だったのです。
独立記念日には、盛大な花火大会が各地で行われてお祭りのようにみんなでお祝いするんだよ
英語ではこの日を、インデペンデンスデー(Independence Day)や7月4日に祝われることからザ・フォース・オブ・ジュライ(The Fourth of July)と言います。
アメリカの連邦祝日(Federal holiday)は、1年で10日しかありませんが、独立記念日はそのうちの1つであり、アメリカ人にとって感謝祭やクリスマスと同じくらい特別な日です。
今年の独立記念日は、7月4日(日)です。
独立記念日の挨拶
独立記念日に使える挨拶としてこのような物があります。
- Happy Independence Day!
- Happy 4th!
- Happy 4th of July!
- Have a nice 4th of July.
独立記念日当日はもちろんですが、前日に友達や同僚へこのような挨拶をして「素敵なインデペンデンスデーを過ごしてね」と伝えることが多いです。
独立記念日のカードに使える英文メッセージ
アメリカでは、特別な日にカードを送り合うことが多いので、ここでは独立記念日のカードに使える英文メッセージを5つ紹介します。
- I hope this Independence Day brings you happiness and hope!
- 独立記念日があなたに幸せと希望を運んできてくれますように!
- Keep enjoying freedom to its fullest! Happy 4th.
- 心ゆくまで自由を楽しんでね!ハッピーフォース!
- Wishing a very Happy July 4th to all the Americans.
- 全てのアメリカ人が幸せな7月4日を過ごせますように
- Happy birthday to America!
- アメリカ、お誕生日おめでとう!
- I wish you to have a great Fourth of July with your family and friends.
- あなたが家族や友達と素晴らしい7月4日を過ごせますように
英文メッセージを探していた時に、”I feel proud to be an American.(アメリカ人として産まれて誇りに思う)”や”I feel proud to be a part of a prosperous nation.(豊かな国の一員で誇りに思う)”というようなメッセージも沢山見つけました。
このことからも、アメリカ人にとって「独立記念日」は、ただの祝日では無く、アメリカという国のルーツ、そして建国した当初からの精神を再確認し誇りに思う大切な日なのだと感じました。
独立記念日の過ごし方
独立記念日は、最もアメリカらしい祝日と言われ、各地でパレード・コンサート・花火大会・カーニバルなどが開かれます。
このようなイベントは、アメリカ建国当時から脈々と受け継がれてきた「アメリカの伝統・法・歴史・社会・人々」に対する感謝と誇りを表すものとなっています。
また、独立記念日前後の週で連休を取るアメリカ人が多く、親戚が集まりみんなでバーベキューやピクニックなど夏の風物詩を思い思いに楽しみます。
子供の夏休みとも重なるので連休を取り、国内・国外へ旅行に出かける人も多いです。
独立記念日に合わせて屋外でのイベントが沢山開かれるよ
独立記念日の週は、子供から大人まで休みを取って夏休み気分で過ごすんだね!
今年のインデペンデンスデーの予定がまだ決まっていない方は、【2021】ニューヨークで行われる独立記念日のイベント5選を参考にしてみて下さい。
打ち上げ花火
独立記念日の恒例行事として広く知られているのが「打ち上げ花火」です。
このイベントは、アメリカ独立宣言が公布された翌年から始まり、今までずっと続いている伝統行事です。
ニューヨーク、ラスベガス、ワシントンDCなどで行われ、毎年大勢の人が集まり一緒にお祝いする大規模な花火大会も魅力的ですが、家族や友達だけで集まり公園で打ち上げる花火もまた違った魅力があります。
毎年独立記念日の夜は、近所から午前1時、2時まで花火を打ち上げ、パーティーを開いている音が聞こえてきます。
私にとっては、会社を休めるただの祝日という感覚しかありませんが、打ち上げ花火の音を聞いていると「独立記念日か~」としみじみと思います。
州や地域によって個人で打ち上げられる花火の大きさや打ち上げが出来る場所が決まっているので確認してから購入しましょう。
各地で開かれる花火大会では、「アメリカの国歌」「God Bless America」「America the Beautiful」というような愛国心が強い歌に合わせて花火を打ち上げたりするんだよ
Salute to the Union
独立記念日の正午には、軍事基地で”Salute to the Union”と呼ばれる50発の礼砲が発射され国に敬意を表明します。
50発というのは、アメリカの州の数から来ているんだよ
独立記念日に伝統的に食べられている料理
独立記念日には、家族や友達を招いてホームパーティをする人が沢山います。
アメリカの国旗の色である赤・青・白をベースとした飾り物で雰囲気を盛り上げ、美味しい料理をみんなで囲み楽しいひと時を過ごします。
独立記念日によく食べられる料理として、バーベキュー・ホットドッグ・ハンバーガーと言ったアメリカの定番料理が挙げられます。
サイドメニューは、サラダや焼きもろこしなどのグリル野菜がよく食べられています。
飲み物は、ビールやレモネードなどの夏の飲み物が有名で、デザートとして赤・青・白に彩られたアイスやケーキが振舞われます。
独立記念日とは まとめ
今回の記事では、アメリカの連邦祝日である独立記念日に関する情報を紹介しました。
- 独立記念日は、1776年にアメリカ独立宣言が公布されたことを記念して、毎年7月4日に祝われている
- アメリカでは、この日をインデペンデンスデーやザ・フォース・オブ・ジュライと言う
- アメリカの独立記念日と言ったら、打ち上げ花火が有名
- 独立記念日は、屋外でのイベントが多く開かれていて、パレード・コンサート・花火大会・バーベキュー・ピクニックなどが恒例行事となっている
- 独立記念日によく食べられる料理は、バーベキュー・バーガー・ホットドッグといったアメリカの料理
独立記念日に関して調べていくほど、この日がアメリカ人にとってどれだけ特別な日なのかを感じました。
アメリカ人が持っている自分の国に対して誇りに思う姿勢はなかなか興味深いものがありますね。
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