今回の記事では、
- 留学でお金がかかるからできるだけ節約したい!
- 留学エージェントなしでも留学できる?
- 留学エージェントを使わない場合は、どんなことを自分でやらなければいけないの?
という悩みを持ったあなたに向けて、
エージェントなしで留学するメリットとデメリット、そしてエージェントを使わない場合の留学準備手順を紹介します。
- 留学エージェントのサポート内容
- 留学エージェントなしで準備するメリット・デメリット
- おすすめの無料留学エージェント
- エージェントなしで留学する手順
- 留学エージェントをおすすめする人・おすすめしない人
この記事を読む事で、留学エージェントなしで準備する際のイメージを掴め、エージェントが自分にとって必要なサポートかどうかを判断できるようになります。
エージェントを使わなくても留学することは可能だよ!
ただし、準備している途中で「こんなはずではなかった」と思うことがないように、エージェントなしで準備する時のイメージを初めに持っておくと良いよ。
執筆者紹介
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目次(読みたいところをクリック)
留学エージェントで受けられるサポート
留学エージェントでは、カウンセリングを通して留学したい人の要望・疑問・不安などを聞き、その人の希望に沿った留学プランを提案してくれます。
また、学校探しや入学手続き、ビザ申請など留学するのに必要な作業を代行してくれるので、海外に行くのが初めての人でも安心して留学準備を進めることができます。
それでは、具体的にどのようなサービスを留学エージェントで提供しているのか、留学前・留学中・留学後の3つに分けて確認してみましょう。
- 事前カウンセリング
- 留学プランの提案
- 入学手続きの代行
- 滞在先の確保
- ビザ申請代行
- 航空券の手配
- 保険の手配
- 英会話レッスン
- 空港への送迎
- オリエンテーション
- 現地での生活に関するアドバイス
- 銀行口座開設
- 携帯電話契約
- イベントやアクティビティの案内
- 日本語でのサポート
- 英会話レッスン
- 就職・キャリアサポート
色々なサポート内容を紹介しましたが、エージェントごとに受けられるサービスやその費用が違うので注意が必要です。
エージェントを選ぶ時は、
- 自分が必要としているサービスが含まれているのか?
- 費用は高すぎないか?
- 質問や不安に対して丁寧にサポートしてくれるか?
などを基準に、いくつかのエージェントを比較して決めると良いよ!
おすすめの留学エージェントと評判の良いエージェントの見極め方は、こちらの記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
留学エージェント「なし」で準備するメリット・デメリット
エージェントを利用せずに留学を準備しようと思っている方は、エージェントなしで準備するメリットとデメリットをあらかじめ把握しておきましょう。
特にデメリットを知っておくことで、どのような点に気を付けながら留学の準備を進めていくと良いのかが自然と分かるようになります。
留学エージェント「なし」のメリット
エージェントを使わないで留学を準備すると、3つの良い点があるよ
1.エージェントの制約に縛られず、自由にプランを立てられる
留学エージェントを通すと、すでに提携を結んでいる国や学校を留学先として紹介されるため本人の希望とは合わない場合が出てきます。
その他にも、留学する期間や途中から他の学校に移りたいなどの細かい希望がある場合は、エージェントが対応しきれない可能性もあります。
しかし、エージェントなしで準備すると留学を好きなようにカスタマイズできるので、すでに留学に関して自分の理想が強くある方は個人的にプランを立ててみるのも良いでしょう。
2.手数料がかからない
留学には何かとお金がかかるので、「エージェントには頼まず自分1人で解決したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
日本には数百を超える留学エージェントが存在しますが、中には
- 高額な手数料を請求する
- 自社レートを使うことで、他社と比べ学費を多く算出する
- 海外留学保険や航空券が割高になる
というところもあるので注意が必要です。
その点、留学エージェントを使わなければ、最初からこのようなお金に関する不安を持つ必要がありません。
3.問題を解決する能力がつく
エージェントを通さず留学するには、先ほど紹介した「留学エージェントで受けられるサポート」の内容を全て1人で行うようになります。
入学手続きやホームステイ先への連絡、ビザ申請に保険や航空券の予約など、やるべきことを1つ1つ達成していくことで、自ずと問題を解決する能力が鍛えられます。
また、そのような経験をすることで留学する前から「海外でも1人でやっていける」という自信がつくでしょう。
留学エージェント「なし」のデメリット
デメリットがあるからダメなのではなく、デメリットを知ることでその問題にどう対処するのか、あらかじめ計画を立てておくことが大切だよ。
1.膨大な量の情報を1人で取捨選択しなければいけない
留学を準備する時に最も大変なのが、自分が理想とする留学プランに合った国や学校を探すことです。
インターネットを使えばあらゆる情報にアクセスできる時代ではありますが、膨大な量の中から
自分が必要としていて、尚且つ最新で正しい情報
を見極めるためには、多くの時間と労力を要します。
安心して留学するために、学校やホームステイ先の評判はもちろん、周辺の治安、留学生の国籍の割合、授業の内容などより詳しい情報まで得るようにしましょう。
特に、その国の渡航状況やビザの申請方法は急に変わることがあるため、最新の情報を得られるよう心掛けてください。
また、学校のホームページを読んだり質問が生じたら連絡を入れなければいけないので、正しい情報を得るためにはある程度の語学力が必要となります。
- 準備期間を長くとる
- 必要となる語学をある程度習得しておく
- アドバイスをもらえるメンターと知り合いになる
2.疑問や不安に思ったことを相談できない
エージェントには、留学経験を持ち知識も豊富な留学カウンセラーが在籍しているため、疑問や不安に思うことを相談したらすぐにアドバイスを受けられます。
しかしエージェントを通さず準備すると、
- 書類の記入方法が分からない
- 連絡した内容がしっかりと受け取られているのか不安
- ビザの申請が通らない
- ホームステイ先の家族とトラブルが続く
- 現地で事故や病気に合った
などと問題が起こった時に1人で全てを解決しなければいけません。
たとえ、「自分を成長させるためにできるだけ自ら解決したい」と考えていたとしても、日本語で相談できる存在は、海外で安心して生活するための心の支えになります。
- アドバイスをもらえるメンターと知り合いになる
- 現地で人脈を広げる(留学生・ネイティブの友達・教授・留学支援センターの職員)
留学中に出会う人との関係は、今まで日本で築いてきた価値観や考え方を大きく広げるキッカケともなります。
アドバイスや相談にのってもらうためだけでなく、純粋に人生の財産ともなるので、できるだけ多くの人と触れ合うことをおすすめします!
留学先で友達ができるかどうか心配な方は、渡航前にこちらの留学先での友達の作り方を読んでおくと良いですよ。
3.トラブルに対して「自分」が責任を持たなければいけない
当たり前のことですが、エージェントを通さずに留学をすると身の回りで起こる全てのトラブルに対して自分が責任を持つようになります。
書類に記載漏れがありビザの申請が取り消される、英語を間違って解釈してしまい入学が遅れるなどのトラブルは自分に原因があるのでまだ良いのですが、
海外で生活すると「スケジュールが急に変わる」「連絡しても返信が来ない」「説明が適当すぎる」などの問題は日常的に起こります。
このような”自分に非がないトラブル”であったとしても、影響を受けるのは自分であるため責任を持たなければいけません。
- 入学手続きやビザ申請に関する重要な書類は、ダブルチェックを心がける
- しっかりと理解できるまで質問する
- 精神的にタフになる
4.むしろ学費が高くなる可能性がある
留学エージェントを使うと手数料を取られるためお金がかかると懸念されがちですが、
実は、エージェントを使わない時よりも安く留学できる場合があります。
今まで留学に送ってきた学生数の実績や信頼によっては、提携を結んでいる学校から入学金や授業料が安くなるエージェント割引を受けていたり、
大手航空会社と提携を結び航空券を安くするなどのサービスを提供できるからです。
他にも手数料が無料のエージェントもあるので、最初から自分1人で準備しようと決めつけるのではなく、まずは色々な選択肢を探してみると良いですよ。
- いくつかの手数料無料エージェントでカウンセリングを受け、理想の留学プランにかかるお金をそれぞれ算出してもらい比較する
無料の留学エージェントがおすすめ
最近では、手数料0円でカウンセリング・入学手続き・滞在先手配・航空券や保険の準備などの基本的なサービスを提供している無料留学エージェントがあります。
このようなエージェントを賢く使うことで、効率よく留学の準備を進められるだけでなく留学費用を安く抑えられる場合があります。
理想の留学プランを実行するには、それに合った留学エージェントを選ぶ必要があります。
【手数料無料!】おすすめの無料エージェント6つを紹介では、エージェントごとに力を入れているポイントを詳しく紹介しているので、自分の夢を叶えるにはどのエージェントが良いのかを選んでみてください。
エージェントなしで留学を準備する手順
過去に留学経験があったり語学力に自信がある方は、エージェントを通さず自分で留学を準備するのも一つの手です。
ここでは、エージェントなしで留学を準備する時に必要になるやるべきことを紹介いたします。
1つ1つ達成していくことで自分に対する自信にもつながるよ!
1.将来設計と理想の留学イメージを固める
ゴールとなる「留学に対する理想像」が無ければ、細かいプランを固めることができないので、まず初めに「留学を通してどのようなことをしたいのか」という大まかな希望を決めておきましょう。
- 英語を話せるようになるために留学したいが、できるだけ安く行きたい
- 大学で勉強してきた内容をもっと専門的に学びたい
- 海外で働きながら語学を勉強したい
例えば、英語を勉強するとなるとアメリカやオーストラリア、カナダが留学先として有名ですが、できるだけ安くという希望が追加されるとフィリピンがおすすめの留学先になります。
大学で勉強してきた内容に関してより専門的に学びたい場合は、国よりも学校がその分野でどのような功績を残してきたのかに注意して選ぶようになります。
働きながら語学を勉強したいという希望があるならば、ワーキングホリデーに力を入れている国や地域を選ぶようにしましょう。
理想像をはっきりさせることで自ずと留学する国や学校、期間などのプランが見えてくるね
2.学校を探す
エージェントなしで海外の学校を探す方法として以下の3つを紹介します。
- ネット上で検索する(Language schools in ○○(地名)などと英語で探すと良い)
- 留学フェア・イベント・セミナーなどに参加する
- 留学エージェントの無料カウンセリングでアドバイスを受ける
留学を準備するのにエージェントを使わなかったとしても、無料カウンセリングを通して自分の理想を実現できる国や地域、学校などに関してアドバイスを受けることは可能です。
3.学校に連絡を入れて情報を集める
いくつかの学校を候補として選んだら、その学校のホームページに記載されている連絡先に直接連絡を入れます。
- 氏名
- 年齢
- メールを送る理由(入学したい / 入学に関する質問がある / 資料請求など)
- 留学の目的
- 希望するクラス
- 希望する留学期間や時期
など問い合わせフォームに必要な内容を英文で記入して送信すると、後日、学校の担当者から折り返し連絡が来ます。
私の経験上、海外では連絡を入れても返信が遅かったり来ない時がありました。
数日待っても返信が来ない場合は、もう一度連絡を入れてみて、それでも返信がなかったら、その学校を選択肢から外す方が無難だと思います。
このような学校は、現地に渡ってから問題が起こった時に迅速に対処してくれない可能性もあるよね。
4.入学手続きを行う
入学手続きは、オンラインや紙の書類を作成して行いますが、特に希望するクラス・留学期間や時期・費用に関して記入する際はダブルチェックを心がけ、ミスが無いように注意しましょう。
間違った内容を送ってしまい、変更するとなるとキャンセル料が発生することもあります。
大学や大学院へ留学する場合は、必要となる書類や資格を英文で事前に準備しなければいけません。
- 語学力を証明する資格(TOEFL・IELTS)
- 入学願書
- エッセイ
- 大学での成績証明書
- 推薦文
- 銀行の残高証明書
5.パスポートを準備する
留学プランが決まり入学手続きまで完了したら、いよいよ海外に渡るための本格的な準備に取り掛かりましょう。
全世界で通用する身分証明書となるパスポートは、ビザを申請したり航空券を予約するために必要となるものなので、まず初めにパスポートを申請することをおすすめします。
6.ビザを申請する
就学ビザやワーキングホリデービザなど、自分が受ける留学の種類やコースによって取得しなければいけないビザが異なってくるので、どのタイプのビザが必要になるのかをしっかりと確認しましょう。
ビザの申請に関する詳しい情報は、各国の大使館ホームページにあります。
また、ビザ申請をしてから受け取るまでには時間がかかるので、留学プランが決まったらすぐに申請するようにしましょう。
7.滞在先を確保する
現地での滞在先の選択肢として、学校の寄宿舎・ホームステイ・一人暮らしなどがあります。
語学を勉強したいという理由で留学をする場合は、日常生活の中でも勉強できるようルームメートがいる寄宿舎やネイティブの家族がいるホームステイがおすすめです。
ホームステイ先を選ぶには、ネット上で検索してオーナーに直接問い合わせることもできますが、利便性や安全性の面を考えて学校や知人、友人から紹介してもらう方が良いでしょう。
8.海外保険に加入する
留学をする時は、必ず海外保険に加入することをおすすめします。
特にアメリカは、医療費が桁違いに高いことで有名ですが、他の国へ行く場合でも病気やケガ、事故など留学中は何が起こるのか分からないので、万が一に備えて保険には入っておきましょう。
9.航空券を予約する
航空券の値段は、渡航する時期・予約する曜日・航空会社・飛行ルートなど様々な要因により大きく変わります。
渡航間近に迫り準備する内容が沢山あるので大変だとは思いますが、少なくとも2~3ヵ月前にはいくつかの選択肢を比較して決めておくと良いですよ。
留学エージェントをおすすめする人・おすすめしない人
先ほど紹介したように留学エージェントにもメリットとデメリットの両方があります。
そのため、良い点も悪い点もしっかりと把握したうえで、自分に適していると思える方法で進めていくのが一番です。
ここでは、エージェントを使うかどうか迷っている方が少しでも参考にできるよう、
メリットとデメリットから見て留学エージェントをおすすめする人とおすすめしない人を紹介します。
- 準備のための時間をあまり長くとれない
- 留学に関しての知識がなく自分で準備するのは不安
- 語学力に自信がない
- 留学したいという気持ちはあるが、細かいプランは決めていない
- トラブルが起こった時のサポートが必要
- 留学プランを自分で細かく決めたい
- 語学力に自信がある
- 現地に知り合いがいてサポートを受けられる
個人的には、
留学の全体像を掴むためにも、
まずいくつかの留学エージェントで無料カウンセリングを受け、
プランとして出してもらったサービス内容と費用を基に
「自分で準備したほうが良いか」もしくは「どのエージェントが一番お得か」を判断する
のがおすすめです。
留学エージェントなしでも留学は可能? まとめ
今回の記事では、留学エージェントなしでも留学は可能で、エージェントのメリットとデメリットを双方確認したうえで自分に合ったものを選ぶと良いということを紹介しました。
- 留学エージェントでは、留学前・留学中・留学後にそれぞれ必要になるサポートを提供する
- エージェントを通さず留学すると、自由にプランを立てられ、手数料がかからず、問題解決能力が身に付く
- エージェントを通さず留学することで、むしろ学費が高くなる場合があったり、全ての準備を1人で行い責任を持たなけらばならない
- エージェントを通さない場合は、学校/滞在先探し・入学手続き・ビザ申請・海外保険加入・航空券予約などの手続きを行う
留学は、人生の中においてとても貴重な体験となるはずです。
そうするためには、受け身の姿勢で全てを行うのではなくアクティブに動く必要があります。
留学の準備をエージェントに頼むにしろ、自分で準備をするにしろ「自ら積極的に取り組む」ことを心がけましょう。
こんにちは、Boney B(ボニービー)です